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広島・長崎原爆

1945年8月、広島・長崎へ原爆が投下されました。体験者が高齢化するなか、継承が課題になっています。

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「ヒロシマは過去ではなく、現在」被爆者がEU大統領に訴えた平和

芳名録に記帳するミシェルEU大統領=広島市中区の原爆資料館で2022年5月13日午前11時17分、手呂内朱梨撮影
芳名録に記帳するミシェルEU大統領=広島市中区の原爆資料館で2022年5月13日午前11時17分、手呂内朱梨撮影

 欧州連合(EU)のミシェル大統領が13日、広島市を訪れ、原爆資料館を視察し、原爆慰霊碑に献花した。ミシェル氏はウクライナ侵攻を続けるロシアのプーチン大統領が核兵器の使用に言及したことについて、「恥ずべきで許しがたい」と非難し、被爆地から「世界の平和を守り、強化しなければならない」と訴えた。

 「亡くなった人たちに、『生き残った自分たちが頑張ります』と誓ったが、まだ核兵器は残っている。核兵器があるから、それを理由に戦争がある」。被爆地・広島を訪れたミシェル大統領に、被爆者も直接訴えた。英語での被爆証言を続ける小倉桂子さん(84)=広島市中区=はミシェル氏と面会。小倉さんによると、ミシェル氏は真剣に耳を傾け、「ヒロシマを…

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