三原舞依「スケート人生に悔い残したくない」　GPフィンランド

　フィギュアスケートのグランプリ（GP）シリーズ第5戦フィンランド大会で、8位となった三原舞依選手（シスメックス）がフリーから一夜明けた17日、取材に応じた。前日の演技の振り返りや、足首のけがとの向き合い方などを語った。主な談話は次の通り。

「いろんな思い出がたくさんあることが幸せ」

＜一夜明けて、前日の演技を振り返ってどうですか＞

　動画やコンテンツシートを見直して、フランス大会からの改善点を全部ではないんですけど、（変えて）良かった点もあったなと。ステップ、スピンがオールレベル4だったり、ちょっとコレオシークエンス（振り付け要素）の部分でGOE（出来栄え評価点）を高くもらえたり、構成を変えたことで良かった点もすごくあったので、全日本（選手権）に向けて課題を見つけることができたかなと思います。

　＜具体的な課題は＞

　やっぱりジャンプの回転が抜けると点数に大きく響いてしまうので改善したいのと、ジャンプのタイミングやコースをもうちょっとこうしたいなとか、つなぎの部分をもうちょっと良くしたいなとか、いろいろあった。全日本に向けて、ショート（プログラム）もフリーも自分の体に最適な構成に持っていきたいなと思うので、帰ってすぐ練習したいなと思います。

　＜足首の痛みに関して、痛みはない状態でやれているのでしょうか＞

　（首を横に振る）厳しい状況がすごく長く続いてしまうのは、すごくつらい状況ではあるんですけど、昨年の状態よりはうまくコントロールできるようになっているのかなと思います。後は…