鍵山優真　反省会後「枯れるまで泣きました」　GPフィンランド男子

　フィギュアスケートのグランプリ（GP）シリーズ第5戦フィンランド大会で、優勝した鍵山優真選手（オリエンタルバイオ・中京大）がフリーから一夜明けた17日、取材に応じた。前日の演技を振り返り、ファイナルに向けた意気込みを語った。主な談話は次の通り。

演技の記憶「めっちゃ嫌なほど覚えてて」

　＜昨日ホテルに戻った後はどう過ごされましたか＞

　とにかく疲れちゃったので、試合中、GP期間中は集中していたので、そんなに疲れは感じていなかったんですけど、ホテルに帰った途端に集中力が一気にドバッと切れて眠気と疲れが出ちゃったので、ご飯を食べてから寝ていました。

　＜一夜明けてみて、昨日の演技というのは改めてどう振り返りますか＞

　やっぱりちょっとこう、ファイナル進出のことだったりとか、NHK杯でも300点超えたので、この試合でも自己ベスト更新できるような演技っていうのを考えながらやっていたので、そこでちょっと緊張感があったので、それがなんか気持ちの弱さが出てしまったのかなっていうふうに思いますし、技術うんぬんとかの話じゃなくて、もう本当になんか自分の気持ちの弱さが前面に出てしまったパフォーマンスだったなっていうふうに思うので、やっぱりそこがいつもと違うところだったなっていうふうに思います。

　＜演技終了後は悪かったところが分からないと言っていましたが、見えてきた部分はありますか＞

　演技前の6分間練習まではすごく良い状態だった。ただどうしてもスタートポジションになってからは…