埼玉栄、活躍誓う　男子、粘りの走りでV目指す　女子、5位以内へ序盤が鍵に　きょう号砲　／埼玉

　師走の都大路を駆け抜ける「男子第75回、女子第36回全国高校駅伝競走大会」（毎日新聞社など主催、SGホールディングス特別協賛）の開会式が21日、かたおかアリーナ京都（京都市体育館）で行われた。県勢は男女共に埼玉栄が出場する。

　8年連続44回目出場の男子は、優勝が目標。神山洋一監督は「県予選、関東大会までやってきたことを継続し、大会を迎えることができた。選手は状態が良いので、集団の流れに乗って粘り強く走れば良い結果が出る」と話した。

　2年連続28回目の出場となる女子は5位以内を目指す。田村敬明監督は「昨年同様、福山若奈、長濱心咲（いずれも2年）が1、2区を走る。実績を積んだ2人の合わせ技で流れを作り、5強に入りたい。1年生には深く考えずに先輩について行けと伝えた。準備したものを出し切りたい」と話した。

　レースは22日、京都市のたけびしスタジアム京都（西京極陸上競技場）を発着点に、女子は午前10時20分、男子は午後0時半にスタートする。【田原拓郎】