年寄りだらけの町内に新しく若い夫婦が引っ越してくることになった。
長い間空き家だったお隣の土地に新しく家が建つ。朝から建設の槌音が響き、大工たちの快活な合図のやり取りが聞こえて気分も爽快になる。ジジババむさい通りがちょっぴり若返って、これからずーっとよろしく、という気持ちでいっぱいである。
さて、性懲りもなく運河に行く。
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先日夜釣りに行った時、真夜中に真っ向の風吹き荒ぶ波止際でキスが食ってきた。こんな時期のこんな時に一番ふさわしくない魚だったので驚いた。
それで、もしかしたら響灘にキスは落ちずに残っていると思って、いくらかでも掛けることが出来たなら、最近の不調を一気に挽回出来ると勇んで運河に向かったのであった。
エサは潤沢にある。こないだ…
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キス天が食べたいという友達に、そんなら食わせてやろうじゃないかと漁に出かけた。収獲を目的にする釣りだからこれはきっと漁なのだ。
運河で廃油流出事件があったので、時間が経っているとはいえ食べさせてやるならちょっとでもきれいなのをと思って、それで響灘に突き出たムフフの波止場に行ってみた。
運河と違って相手は響灘、425-…
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久しぶり風がやみ海が落ち着いたので運河に行った。
空は明けかかって潮は凪ぎ清浄、運河は安らかさの中に横たわっていた。
さていそいそ準備して抛る。竿は磨いたばかり、ラインも新しく0.8を巻いたばかり。今日は飛ぶぞーっ、とブン投げる。45度のランチングで竿は十分に弾んでオモリが伸びていく。薄明りでは波紋が見えないほどブッ飛んだ…
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もう海ばっかしのGチャン、響灘のどこの海も秋風が吹き募っていて、日本の空気は酸素と窒素と寂しさから出来ていると誰かが言っていたけれど、まこと、寂しさだらけの秋の海でブン投げたのであった。
運河の響灘南緑地で豆一匹、運河のスカタンは夏以降初めてである。遅い秋がキスをそそのかして冬ごもりの準備を始めさせたのだろうか。
緑…
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