MacのSiri
MacBook ProでSiriに話しかけて、さまざまなタスクを実行できます。たとえば、ファイルを検索する、人と会う予定をスケジューリングする、環境設定を変更する、答えを見つける、メッセージを送信する、電話をかける、カレンダーに項目を追加するといったことが可能です。Siriでは、経路(「ここから自宅への道順を教えて」)や情報(「富士山の高さは?」)を取得したり、基本的なタスクを実行したり(「新しい食材リストを作って」)、その他にもさまざまなことを実行できます。
MacBook Proでは、「Hey Siri」と話しかけてからすぐにリクエストを言えば、いつでもSiriを利用できるようになりました(MacBook Proのカバーが開いている必要があります)。音楽を再生したり、会議を設定したり、ファイルを開いたり、さまざまなことを話しかけるだけで実行できます。「システム環境設定」の「Siri」パネルで「“Hey Siri”を聞き取る」オプションをオンにできます。
注記: Siriをご利用いただけない言語や地域もあります。また、地域によって機能が異なる場合があります。
Siriを有効にする。メニューバーのSiriアイコン をクリックしてから、表示されるウインドウで「有効にする」をクリックします。設定時にSiriを有効にした場合は、アイコンをクリックするとSiriが開きます。または、Dockの「システム環境設定」アイコン をクリックし、「Siri」をクリックしてから、「“Siriに頼む”を有効にする」を選択します。「Siri」パネルでは、「言語」やメニューバーにSiriを表示するかどうかなど、その他の環境設定を設定できます。
注記: Siriを使うには、MacBook Proがインターネットに接続されている必要があります。
Siriに話しかける。メニューバーのSiri をクリックしてから話し始めます。Control StripのSiriボタンをタップしてSiriを開くこともできます。または、Command+スペースバーを長押ししてからSiriに話しかけます。
Hey Siri。 MacBook Proでは、「Hey Siri」と話しかけるだけで、質問したり依頼したりできます。この機能をオンにするには、「システム環境設定」の「Siri」パネルで「“Hey Siri”を聞き取る」をクリックし、メッセージが表示されたら、いくつかのSiriコマンドを話しかけます。
便宜上、MacBook Proのカバーが閉まっていると「Hey Siri」に応答しません。カバーが閉まっていてかつ外部ディスプレイに接続されている場合は、メニューバーのアイコンからSiriを呼び出すことができます。
ヒント: Siriのさまざまな使いかたについては、Siriに「どんなことができるの?」と尋ねるか、ヘルプボタン をクリックしてください。
音楽を再生する。「音楽をかけて」と話しかければ、曲が自動的に選ばれます。Siriに「1991年3月のトップソングを再生して」と伝えることもできます。
ファイルを検索する/開く。Siriウインドウから、ファイルの検索と表示をSiriに頼んでみましょう。ファイル名や説明でファイルを指定できます。たとえば、「田中さんから送られてきたファイルを見せて」や「昨日の夜に作成したスプレッドシートを開いて」のように言います。
ドラッグ&ドロップ。Siriウインドウから、メール、SMS/MMSメッセージ、または書類にイメージや場所をドラッグ&ドロップできます。テキストのコピー&ペーストも可能です。
結果を固定する。スポーツイベント、リマインダー、時計、株価、メモ、Finder、および一般知識(Wikipediaなど)からのSiriの結果を、「通知」の「今日」表示に保存できます。Siriの結果の右上にあるプラス記号 をクリックすると、その結果が「今日」表示に固定されます。後で確認するには、通知センターのアイコン をクリックしてから、「今日」をクリックします。たとえば、スポーツのスコアをチェックしている場合は、常に最新の結果が表示されます。
声を変更する。Dockの「システム環境設定」アイコン をクリックし、「Siri」をクリックしてから、「Siriの声」メニューからオプションを選択します。
このユーザガイド全体では、Siriにお願いできることの例が以下のように紹介されています:
Siri に頼む。以下のように話しかけます:
「昨日の夜作業したKeynoteのプレゼンを開いて」
「パリは何時?」
さらに詳しく。Appleのサポート記事「MacでSiriを使う方法」を参照してください。