Motionユーザガイド
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Motionで3Dテキストの環境ライティングを変更する
3Dテキストなどの反射オブジェクトには、反射するものが必要です。「Motion」では、環境ライティングを有効にして、3Dテキストオブジェクトの表面で反射されるものを選択できます。
環境ライティングでは、3Dテキストオブジェクトにイメージが投影され、反射した世界がシミュレートされます。
環境ライティングでは現実世界の物体の反射特性がシミュレートされるため、その効果は光沢のある表面を持つ3Dテキストの方が顕著になります。
3Dテキストオブジェクトによって反射されるイメージを設定する
Motionの「レイヤー」リスト、「タイムライン」、またはキャンバスで、3Dテキストオブジェクトを選択します。
「テキスト」インスペクタの「アピアランス」パネルで、「環境」の見出しをダブルクリックしてパラメータコントロールを開きます。
「タイプ」ポップアップメニューをクリックし、環境を選択します。
プリセットのイメージ（「屋上」や「ライトボックス」など）のいずれかを選択するか、「グラデーション」を選択してから、反射のソースにするグラデーションをカスタマイズします。グラデーションの使いかたについて詳しくは、Motionのグラデーションエディタの使いかたの概要を参照してください。
ヒント：反射されている環境のほかの部分が映るようにするために、3DテキストオブジェクトをXまたはY軸を中心として回転させる必要がある場合もあります。テキストオブジェクトの回転について詳しくは、Motionで3Dテキストを移動する/回転させるを参照してください。
反射されている環境の見えかたを変更する
Motionの「テキスト」インスペクタの「アピアランス」パネルにある「環境」セクションで、以下のいずれかの操作を行います:
反射されているイメージを暗くするには「強度」スライダを左にドラッグし、反射されているイメージを明るくするにはスライダを右にドラッグします。
3Dテキストオブジェクト上で環境イメージが反射する角度を変更するには、「回転」ダイヤルをドラッグします。
ヒント：デフォルトでは、環境はY軸を中心として回転します（デフォルトでZ軸を中心として回転するMotionのほかの回転コントロールとは異なります）。デフォルト以外の異なる軸を中心として回転させたい場合は、「回転」ダイヤルの横にある開閉用三角ボタンをクリックして、X軸、Y軸、およびZ軸の回転ダイヤルを個別に表示します。
反射されているイメージの明るい部分と暗い部分の差をより際立たせるには、「コントラスト」スライダを右にドラッグします。
反射されているイメージ内のカラーの彩度を下げるには、「サチュレーション」スライダを左にドラッグします。
環境の反射をオフにする
「ライトのスタイル」が「オフ」に設定されている場合でも、環境コントロールによって実質的に3Dテキストオブジェクトに対する光源が追加されるため、「環境」をすべてオフにした方が良いこともあります。たとえば、シーンライトを追加してカスタムのライティング環境を作り出している場合などです。
Motionの「環境」コントロールの左にあるアクティブ化チェックボックスの選択を解除します。
ヒント：プロジェクトに複数の3Dオブジェクトがある場合は、よりリアルな効果を得るため、必ずすべてのテキストオブジェクトに同じ反射環境を使用してください。
環境コントロールのリストについては、Motionの3Dテキストのライティングと環境のコントロールを参照してください。