たぬきおやじのゆうゆう読書&映画日記

 還暦をすぎ、仕事もリタイアして時間に余裕ができ、その暮らしぶりや読んだ 本の感想、見た映画の感想を綴っていく。

2016年12月

映画「砂の器」を観て

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  以前から観たいと思っていた、念願の映画「砂の器」を、近くの映画館で鑑賞することがで
 きた。

  それは、午前10時の映画祭と銘打ち、優れた名画を1年間にわたって、2週間づつ、上映
 しているのである。

  何作かを見たのだが、今回の「砂の器」が一番よかった。

  松本清張氏の小説を映画化したものだが、ハンセン病を扱ったことでも有名である。

  他界された丹波哲郎、県知事となっている森田健作、など皆若く懐かしくもあった。山口果林
 や島田陽子、なんと「男はつらいよ」、の渥美清も出演しているのである。

  豪華な出演者が醸し出す、人間のもつ罪深さが心をうった。音楽もすばらしく、すべて堪能し
 た映画であった。

  重要な役どころで、加藤剛や緒方拳も出演している。DVDで観るのをがまんして、映画で観て
 本当によかったと思っている。  
  
 


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「働く人のためのアドラー心理学」を読み終えて

  「働く人のためのアドラー心理学」を読み終えることができた。最終章にあった著者の言葉が
 心に残る。

  「人間は確実に衰え、死に向かうのだという当たり前の事実をしみじみと感じるよ
 うになった。」

  そんな現実をどう受け止め、どう対応するかは、その人それぞれにかかっているのである。

   ○ 変えることができない現実は、「受け入れる勇気」を持つ。

  著者はあとがきで、本書に3つの思いを込めた、と書かれている。それは、

    ① とにかく日常生活で生かし、習慣化する。
   ② 最大の味方である自分自身を勇気づける。
   ③ 他者の勇気づけに使う。

  アドラー心理学は、「実践してこそ真価を発揮する」と結ばれている。アドラー心理学の本は三冊
 目であるが、ようやく少しは実践できそうな気がする。

  変えることのできないものは、しっかりと受け止め、一歩からでも実践に生かしていきたい。

 



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「働く人のためのアドラー心理学」を読んで6

  知識を得ながら実践し、実践しながら知識を得る。心掛けたいと思う。自分の欠点として
 優柔不断なところを自覚していたが、アドラー心理学によれば、それは慎重に行動すると
 も、長所としてみることができるそうである。

  他人に対しても、ダメ出しではなく、ヨイ出しを心掛けたい。


   ○ 「本質的な問題」と「小さい問題」を選別することで、無駄な怒りや人間関係
    の疲れから解放される。

   ○ 共感とは、「相手の目で見て、相手の耳で聞き、相手の心で感じること」である。

   ○ 勇気とは、「困難を克服する活力」である。

   ○ 「老い」「病」「死」など変えることのできない現実を「受け入れる勇気」を持つ。

 




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「働く人のためのアドラー心理学」を読んで5

  「感情は、自分のパートナーである」という言葉が印象的である。さらにアドラーは、「怒り」も
 含め、感情はコントロールできると明言している。

    ○ アドラー心理学では、「良い」「悪い」や「正しい」「間違っている」よりも、「建設
    的」「非建設的」の判断軸を大事にしている。

   ○ 「俺が正しい」「あいつが間違っている」と言ったところで、問題は解決しない。

   ○ 困難なことがあっても、つらいことがあっても、まずは楽観的にとらえること、
    そして建設的な方向を目指して、今の自分にできることを一生懸命にやること
    である。

   ○ 「最悪の事態はまずない」と開き直ってしまう。

   ○ 相手のよいところに目を向けて言葉をかけること、ダメ出しではなく、ヨイ出し
    をする。

   ○ 全体を見ながら、知識を得ながら実践する。実践しながら知識を得る。

 




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「働く人のためのアドラー心理学」を読んで4

  結局、「自分に向き合い、自分の本当の気持ちを知る」ことが大切なのであろう。アドラーは
 人生における不運についても、それをどうとらえるかは、自分の選択にかかっている、と説い
 ている。

   ○ 「病気」や「怪我」をしたことをどうとらえ、どう乗り越えるかはあなたが決める。

   ○ アドラー心理学では、環境によって人間が影響を受けることは肯定するが、
    「その人が生きる環境は、その人が作り出すものである」ともとらえている。

   ○ アドラー心理学における感情のとらえ方は
    ① 感情は「あるきっかけ」があってつくりだされ、特定の「相手」に対して、何
      らかの「目的」をもって使われる。

    ② 感情はコントロールできる。

    ③ 感情は、自分のパートナーである。

   ○ 「怒り」も含め、感情はコントロールできる。だから、感情は自分のパートナー
    である。
 
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