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当別神社&参道沿いの石碑など多数(北海道当別町)

北海道の神社には、本州以南のそれとは違った風格や特色があります。たとえば、神社名の多くが所在地名を冠したものですし、神社の建立背景に土地開拓が深く関わっていたりします。

今回は当別町にある「当別神社」をめぐっていきます。地図で確認してみると、けっこう広い神社だと思いましたが、はたして中にはどんな構造物があるでしょうか。

当別神社の入口
阿蘇神社の横にある、当別神社の入口にやってきました。北海道の神社によくある、ゆったりとした余裕のある佇まいですね。

当別神社境内
鳥居は北海道で一般的な、靖国タイプの神明鳥居です。北海道や樺太、旧外地といった「辺縁部」の神社といえば、この鳥居ですよね。

北海道当別神社の手水鉢
▲手水舎

伊達邦直之命 当別開拓の宗祖 御創祀壱百年記念碑
▲伊達邦直之命 当別開拓の宗祖
御創祀壱百年記念碑

ここ当別の町は、仙台藩主伊達家の親戚筋にあたる、伊達邦直とその家臣らによって開拓されました。神社のすぐ隣には、当別伊達家ゆかりの史跡もあります。

北海道当別神社の境内にある聖徳神社
▲聖徳神社(末社)

岩出山藩家老だった鮎田如牛先生碑
▲鮎田如牛先生碑
岩出山藩家老だった鮎田は、邦直とともに当別へと移住し、当地に私塾を開きました。その私塾はのちに学校となり、町立当別小学校へとつながっていきます。

当別神社境内にあるイチイの木
▲イチイの木

祭器庫
▲祭器庫?

当別開拓紀功碑
▲当別開拓紀功碑

当別開拓先駆者碑
▲当別開拓先駆者碑

近藤辰雄像
▲近藤辰雄氏(もと当別町長)の像

当別青年団参道竣工記念碑
▲当別青年団創立満拾五周年記念
参道竣功記念碑


無名開拓者顕彰碑
▲無名開拓者顕彰像

当別神社のカラフルな土俵
▲土俵

力士の石碑
▲力士若乃浦の碑

当別神社忠魂碑
▲忠魂碑

忠魂碑石灯篭
▲大東亜戦争戦捷記念
忠魂碑石灯篭


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▲消防顕彰碑

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▲吾妻謙君の碑
この吾妻謙(あがつま ゆづる)という人物は、岩出山藩家老として邦直に仕え、北海道開拓を進言した人物として知られています。

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▲日露戦役凱旋記念碑

総括

今回、当別神社の境内を調べてみたところ、非常に多くの石碑が目につきました。その中には当別開拓の由来を伝えるものも多く、かなり読みごたえがあります。同地の歴史を調べたいという方は、まずここに来ると良いでしょう。

撮影日:2019年7月16日

あとがき

せっかくの休みということで、バニラエアでも撮ろうと思いましたが、あいにくの曇りでした。朝方には雨が降るわ、午前中は薄暗いわで、結局空港に行くのをやめました。

どうしてこうも、休みの日にピンポイントで悪天候になるのでしょうか。天気がよくても疲労蓄積で体が動かず、なかなか撮りに行けないまま、ラストフライトまで一か月を切りました。せめて1回は離陸シーンを4Kに収めたいですが、いつになるのやら。

それはともかく、だいぶ前に注文していたニューエラが届きました。ダイエーのガッチャマンヘルと同じデザインのキャップです。彦根の時に大活躍してくれるでしょう。

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