マスク「人と距離あれば屋内で外せる場合も」 政府が基準を公表
枝松佑樹
厚生労働省は20日、新型コロナウイルス対策のマスク着用について、どんな場面なら外せるのか、基準をまとめ、公表した。人との距離が2メートル以上あれば、屋内でも屋外でも、多くの場合はマスクを外せるとした。屋内で会話をする時は着用を推奨するものの、十分に換気などをすれば外すことも可能だとした。
基準は、コロナ対策を厚労省に助言する専門家組織(アドバイザリーボード)の19日の提言におおむね沿った内容。人との距離を2メートル以上確保できるか、屋内か屋外か、会話はあるか、の3要素の組み合わせで8パターンに分け、マスク着用の要不要を示した。
人との距離を確保できる場合、屋内で会話する時のほかはマスクを外せる。屋内では図書館で読書するとき、屋外ではランニングや鬼ごっこなどを想定している。
人との距離を確保できない場…