【そもそも解説】除染土の中間貯蔵施設って？どうして「中間」なの？
A 2011年3月の東京電力福島第一原発の事故で放射性物質が拡散し、各地で放射線量が上がった。線量を下げるため、汚染された土地の表土をはぎ取る「除染」が行われた。福島県内を除染して出た汚染土や廃棄物を保管しているのが中間貯蔵施設だ。
Q どこにあるの？
A 福島第一原発を取り囲むように、原発のある福島県大熊町と双葉町にまたがっている。国は原発の周辺約16平方キロを施設の事業区域と決めて土地を買収したり、借りたりして土の保管場所や設備を建設した。今年11月末時点で、79・9%の土地が契約されている。
Q どうして「中間」と言うの？
A 将来的には、汚染土や廃…
