マスク着用、個人判断に 駅で外す人は? 「気持ちを変えたい」
江戸川夏樹
【動画】新宿、渋谷でマスク着用の風景を定点観測した=諫山卓弥撮影
新型コロナウイルス対策としてのマスク着用が13日、屋内外を問わず「個人の判断」に委ねられるようになった。新型コロナの流行が本格化し、政府がマスクを着けるように呼びかけてから3年。基礎疾患があるなど、マスクを外しにくい人もいる。日常の風景は、どれほど変わるのか。
13日午前8時、品川駅。コンコースを足早に歩く人の中で、マスクを外した人は50人に1人程度だった。すぐに「脱マスク」とはならなかったようだ。
通勤途中だという都内の男性(26)は電車を降りた時にマスクを外したという。「鬱屈(うっくつ)した気持ちを変えたくて。多くの人が着けたままで驚いた。せっかく新しい一日なのに」
埼玉県の50代の男性会社員…