パレスチナから五輪・パラに計10人出場 「ガザの悲劇を伝えたい」
ヨルダン川西岸ラマラ=今泉奏
今夏のパリ五輪・パラリンピックに向けたパレスチナ選手団の壮行会が14日、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸のラマラで開かれた。パレスチナ五輪委員会(POC)は、五輪に8人、パラリンピックに2人が参加すると発表した。
POCのジブリル・ラジューブ会長は式典で「選手の参加を通して、ガザで起きている悲劇を世界に伝えることになる」と強調。「スポーツがパレスチナ人の権利とは何かを、全世界に理解してもらう方法になると信じている」と述べた。
五輪では、陸上競技や競泳…