最低賃金、1054円に
厚労省の中央最低賃金審議会の小委員会は、最低賃金(時給)を全国平均で50円(5%)引き上げて1054円とする目安をまとめました。過去最高の上げ幅です。新しい最低賃金は10月1日以降に順次適用されます。
- ここがPOINT
中小企業の経営に深刻な影響
日本商工会議所などは「実態を踏まえない引き上げは、中小企業の経営に深刻な影響を与える」と訴えています。政府は価格転嫁を後押しするとしていますが、事業者からは転嫁には限界があるとの声が上がります。
厚労省の中央最低賃金審議会の小委員会は、最低賃金(時給)を全国平均で50円(5%)引き上げて1054円とする目安をまとめました。過去最高の上げ幅です。新しい最低賃金は10月1日以降に順次適用されます。
日本商工会議所などは「実態を踏まえない引き上げは、中小企業の経営に深刻な影響を与える」と訴えています。政府は価格転嫁を後押しするとしていますが、事業者からは転嫁には限界があるとの声が上がります。