旧海軍基地の宮崎空港、不発弾発見これまでも 11年にも滑走路閉鎖

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坂本純也 松本江里加 増山祐史
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 宮崎空港で2日朝、米国製不発弾の爆発によって誘導路が陥没する事故があった。宮崎空港ではこれまでも太平洋戦争中に米軍が投下したとみられる不発弾が相次いで見つかっている。

 2021年6月には空港駐機場のアスファルト張り替え作業中に米国製の1トン爆弾と推定される不発弾が見つかった。

 11年6月には、滑走路脇の緑地帯で配管作業をしていた作業員が米国製の50キロ爆弾とみられる不発弾を発見。この年の11月にも誘導灯の設置工事中に滑走路脇の地中で米国製の250キロ爆弾の不発弾が見つかっている。いずれも自衛隊に撤去されたが、最大で約4時間滑走路が閉鎖された。また、09年1月には空港のすぐ近くの住宅街でも不発弾が発見されている。

 国土交通省空港技術課による…

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