モニターをのぞいて「取れてるよ」 りくりゅうペア、二つのがまん

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内田快
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 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦のスケートアメリカが18日、米テキサス州アレンで開幕した。ペアのショートプログラム(SP)では2023年の世界選手権を制した三浦璃来(りく)・木原龍一組(木下グループ)が77・79点で首位に立った。2位の米国ペアに7・13点差をつけた。女子SPは渡辺倫果(三和建装・法大)が66・54点で3位。樋口新葉(わかば)(ノエビア)が66・12点で4位、青木祐奈(MFアカデミー)は56・51点で10位だった。首位は68・43点のイザボー・レビト(米国)。19日は両種目のフリーと男子SPなどが行われる。

隠しきれなかった笑顔

 演技を終えると、2人から笑みがあふれた。拳を握る木原のほおを、三浦が両手で包む。77・79点。70点台後半に乗せられたのは、世界選手権やGPファイナルといった主要タイトルを総なめした一昨季以来のことだった。

 取材エリアにやってきた三浦…

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内田快
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