「レゾナック」から「クラサス」へ 大分トリニータ本拠地が愛称変更

高嶋健
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 J2大分トリニータの本拠地でもある大分市横尾の総合競技場の愛称が来年1月1日、「レゾナックドーム大分」から「クラサスドーム大分」に変更される。県と、施設の命名権を持つレゾナック・ホールディングス社が5日、発表した。

 レゾナック社が来年から、大分コンビナートで営む石油化学事業を100%出資の子会社「クラサスケミカル社」に分社し、クラサス社が独立運営することに伴い、命名権協定上の地位もクラサス社に継承する。これに伴い、大分スポーツ公園内のテニスコート、サブ競技場、サッカー・ラグビー場、野球場、投てき場、県立武道スポーツセンターも「レゾナック」から「クラサス」の名をつけた愛称に変更される。

 現在の協定は来年2月28日で終了するが、県はレゾナック社と3月1日~2030年2月28日の5年間、協定を延長することに合意。現行と同額の年額5500万円で、来年クラサス社と協定を結ぶという。

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