千歳市、ラピダス効果で人口減推計から一転、人口増見込み発展めざす

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佐藤亜季
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 次世代半導体の国産化をめざすラピダス(東京)の進出を踏まえて、まちへの影響やまちづくりの方針を示した「千歳市将来ビジョン(案)」を、北海道千歳市が3日公表した。ラピダス効果で人口は増加に転じると予測。市は2036年まで人口増が続くと見込み、まちの発展をめざすという。

 ビジョン案は、3日の市議会総務文教常任委員会に報告された。半導体産業の集積により、ラピダスの従業員に加えて関連の従業員なども移り住むことで、市の定住人口の増加が40年までに累計で約7800人あると算出した。

 市の20年の人口推計では、少子高齢化による自然減で23年から人口減が進むと予測していたが、ラピダス効果により自然減を差し引いても人口増が当面は上回るとして、市の人口は36年にピークの10万2246人(24年10月現在9万7545人)になると推計した。

記事後半では、高騰する千歳市内の家賃相場の現状などを紹介しています。

 ラピダスの工場は25年4月…

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この記事を書いた人
佐藤亜季
北海道報道センター|経済担当
専門・関心分野
経済、出産・子育て、外国人との共生