沖縄市の桑江朝千夫市長が死去 病気療養で入院中
小野太郎
沖縄県沖縄市長の桑江朝千夫(くわえ・さちお)さんが9日、入院先の県外の病院で死去した。68歳だった。骨髄異形成症候群のため7月9日から療養し、9月2日からは平田嗣巳副市長を職務代理者に充てていた。
自民県議を経て2014年に初当選し、現在3期目だった。米軍嘉手納基地(沖縄市、嘉手納町、北谷町)がある自治体の市長として、米軍機の騒音問題などの解決を訴えていた。21年からは県市長会の会長。同年完成した沖縄アリーナの建設にも尽力した。父の桑江朝幸(ちょうこう)氏も沖縄市長を務めた。