「3メートルのうなぎパイ前で」 JR浜松駅に待ち合わせ新名所

青田秀樹
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 【静岡】JR浜松駅のコンコースに、巨大な箱入り「うなぎパイ」を模した広告が登場した。透明なディスプレーを用いた立体的な映像コンテンツが季節感も演出する。待ち合わせスポットとして親しんでほしいという。

 JR東海子会社のJR東海エージェンシーとうなぎパイを製造販売する春華堂が共同開発した。

 1日に約2万5千人が利用する新幹線の改札前の柱を使った「パッケージ」は、包装紙のデザインそのままの2メートル四方で、高さが4・4メートル。3メートルのうなぎパイオブジェを透明なディスプレーが覆っており、包装をはぐ映像を流してパイが出てくるような立体的な見せ方ができるのが特徴だ。

 うなぎパイに雪を降らせたり、雪の結晶でパイにツリーを描いたりするクリスマス映像もある。浜松の自然や産業、観光地を紹介するバージョンもつくりたいという。

 浜松駅周辺にはわかりやすい待ち合わせ場所が乏しい。スマートフォンで写真を撮っていた女性(26)は「これからは『うなぎパイのところで』と言えば大丈夫ですね」と話した。

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