元草津町議、町長への名誉毀損は無罪主張 虚偽の性被害告訴は認める

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中沢絢乃
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 群馬県草津町の黒岩信忠町長から性被害を受けたと虚偽の告訴をしたなどとして虚偽告訴と名誉毀損(きそん)の罪に問われた元町議の新井祥子被告(55)の初公判が18日、前橋地裁であった。元町議側は虚偽告訴について、わいせつ行為はされたが告訴状の内容は事実ではなかったとして、起訴内容を認めた。名誉毀損については起訴内容を否認し、無罪を主張した。

 起訴状などによると、元町議は2019年11月、「町長室で町長と肉体関係をもった」などと記載した電子書籍をライターと共謀して発行し、町長の名誉を毀損したとされる。また、15年1月に町長室で町長からわいせつな行為をされたという虚偽の事実を記載した告訴状を21年12月13日、前橋地検に提出したとされる。

 初公判で元町議側は、電子書…

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