児童生徒の顔写真が入ったUSB盗難 最大41人分の個人情報

米沢信義
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 山梨県教育委員会は20日、特別支援学校に通っていた児童生徒の顔写真入りの資料など最大41人分の個人情報が入ったUSBメモリーが盗まれたと発表した。いまのところ、情報の不正利用などの報告はないという。

 県教委によると9日、県内の駐車場で、特別支援学校の30代女性教諭が5~14年前に勤務していた別の特別支援学校のデータの入ったUSBをバッグに入れて、車内に置いたまま離れたところ、車上荒らしにバッグごと盗まれた。警察に被害を届け出たがまだ見つかっていないという。

 USBは教諭の私物で、児童生徒の顔写真が入った資料や、氏名を含む指導計画などが入っていた。県教委は、個人情報の学校外への持ち出しは禁止しており、「ルールに反しており、処分も厳正に検討する」としている。

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