米オープンAI、新たなモデル「o3」発表 コードや数学で性能改善

サンフランシスコ=五十嵐大介
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 対話型AI(人工知能)「ChatGPTチャットGPT)」を運営する米オープンAIは20日、生成AIの新たな基盤モデル「o3(オースリー)」を発表した。

 オープンAIは今年9月、「考える」ことに時間を使うよう訓練し、論理的に考える能力を高めたモデル「o1(オーワン)」を発表。今回発表したオースリーは、コーディングや数学の問題での性能を改善させた。この日は、オースリーを軽量化して処理速度を高めた「ミニ」も発表。いずれも外部の研究者を募って安全テストをしたうえで、来年1月以降の一般公開をめざす。

 オープンAIは今月、12日間にわたり新たなサービスなどを発表しており、この日が最終日だった。

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この記事を書いた人
五十嵐大介
サンフランシスコ支局長兼編集委員
専門・関心分野
テクノロジー、経済、グローバリゼーション