万博「テストラン」に府民4万人を無料招待へ 大阪府・市が募集

岡純太郎
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 4月開幕の大阪・関西万博について大阪府大阪市は31日、開幕前の4月4~6日に試験的に来場者を入れる「テストラン」を実施すると発表した。また、テストランに参加する府民約4万人の募集も開始。会場の雰囲気を体感し、SNSなどで発信してもらうことで、開幕への機運醸成にもつなげたい考えだ。

 開幕直前に行われるテストランは、会場に来場者を入れ、入退場ゲートシステムや来場者をもてなすアテンダントらのオペレーションなどを最終確認することが目的だ。

 来場者の募集が行われるのは同月5日(午前9時~午後6時)と6日(午前9時~午後9時)の計2日間で、対象は府民約4万人。無料で入場できる。2月28日まで受け付け、申し込み多数の場合は抽選を行い、3月上旬ごろに決定する。申し込み方法は大阪府市のホームページで確認できる。

 万博は開幕に向けた機運醸成が課題となっており、府民に実際に万博を体験してもらうことで、口コミで万博への関心を高めたい考えだ。

 主催する日本国際博覧会協会の副会長も務める吉村洋文知事は31日、記者団に「自由にSNSなどで万博会場の様子を発信していただけたら」と語った。

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