ハマス人質3人を解放 ガザとエジプト境界の検問所も傷病者に開放
エルサレム=新屋絵理
パレスチナ自治区ガザでの停戦合意を受け、イスラエル首相府は1日、イスラム組織ハマスの人質となっていたイスラエル人の男性3人が解放されたと発表した。中東の衛星放送局アルジャジーラなどによると、イスラエルも拘束していたパレスチナ人183人を釈放したという。また、ガザとエジプトの境界にあるラファ検問所が1日から、域外で医療を受ける必要がある傷病者のために開放された。
ガザでの停戦合意が1月19日に発効して以来、人質と拘束者の交換は4度目。現地メディアのタイムズ・オブ・イスラエルによると、1日に解放されたのは35~65歳の民間人男性3人。1人は仏国籍、別の1人は米国籍も持つという。
ハマスは停戦の第1段階で女…
イスラエル・パレスチナ問題
イスラム組織ハマスが2023年10月7日、イスラエルに大規模攻撃を行いました。イスラエルは報復としてハマスが実効支配するパレスチナ自治区ガザ地区に攻撃を始めました。最新のニュースや解説をお届けします。[もっと見る]