西東京市長選、自公推薦の池沢隆史氏が再選 共産新顔ら2人を破る

武田遼
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 東京都西東京市長選が2日に投開票され、無所属現職の池沢隆史氏(65)=自民党公明党推薦=が、共産党新顔で党地区委員長の井手重美津子氏(61)=西東京・生活者ネットワーク推薦=ら2人を破り、再選を決めた。当日有権者数は16万9019人。投票率は32・72%(前回42.23%)で過去最低だった。

 池沢氏は当選が確実となった2日夜、支援者らが待つ事務所に姿を現し、「次世代につなげる街づくりに取り組みたい」と語った。ただし投票率は過去最低となり、「市民にもっと関心を持ってもらえるような市政運営をしなければいけない」と振り返った。

 4年前の前回選に続き自公が池沢氏を推薦し、自民市議らが中心となって選挙戦を支えた。

 井手重氏は子どもの医療費の無償化や国民・介護保険料の軽減などを訴えたが、幅広い支持を集めることができなかった。無所属新顔で政治団体代表の杉浦未来(みくる)氏(28)も及ばなかった。

 新顔3人で争われた市議補選(被選挙数1)も投開票された。

 西東京市長選の開票結果は以下の通り。

 池沢隆史 37171

 井手重美津子 11092

 杉浦未来 6171

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