ヒロシマ、記憶と生きるまち

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 (1面から続く)

 基町(もとまち)アパート内、飲食店などが並ぶ「基町ショッピングセンター」のトイレを、客をもてなそうとスーツ姿で磨く清掃員がいる。中岡忠司さん(46)。自身も住民の一人だ。

 一緒に暮らした祖母は被爆者だった。24歳のとき、爆心地から2・7キロの旧陸軍被服支廠(ししょう)で被爆…

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