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太平洋戦争で激しい地上戦が展開され、70年以上たった現在も米軍基地の多くを抱える沖縄。私たちにとって沖縄とは――。ゆかりのある人たちが強い思いを語った記事をまとめました。6月23日は沖縄慰霊の日です。
作成:2019年6月11日/更新:2024年2月9日
6月23日の沖縄慰霊の日では、平和祈念公園(沖縄県糸満市)で開かれる追悼式典で子どもたちが毎年「平和の詩」を朗読し、共感を呼んでいる。なぜ、心に届く詩が毎年生まれるのか。沖縄出身で、タレントのりゅう…[続きを読む]
6月23日の「慰霊の日」の沖縄全戦没者追悼式で、沖縄県浦添(うらそえ)市立港川中学校3年相良倫子(さがらりんこ)さん(14)が読んだ平和の詩「生きる」が、今も反響を呼んでいる。著名人から絶賛される一…[続きを読む]
世界的な音楽家で、ニューヨーク在住の坂本龍一さん(66)が語ります。半世紀前の民謡との出会い、被災地を歩いて考えたこと、ローラさんへの言葉、辺野古への土砂投入……。テーマは「沖縄」です。 ◇…[続きを読む]
6月23日の沖縄慰霊の日では、平和祈念公園(沖縄県糸満市)で開かれる追悼式典で子どもたちが毎年「平和の詩」を朗読し、共感を呼んでいる。なぜ、心に届く詩が毎年生まれるのか。沖縄出身で、モデルの知花くら…[続きを読む]
政府は3日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題で、名護市辺野古の海への土砂投入を14日にスタートすると表明した。そんな進め方の背景に何を見るのか。「教団X」「R帝国」「その先の道に消える」…[続きを読む]
■教育学者・上間陽子さん 2012年から、沖縄の風俗業界で働く女性の調査を続けています。きっかけは、その2年前に県内で起きた女子中学生へのレイプ事件でした。加害者の少年3人は女子中学生と泡盛を飲み、公…[続きを読む]
■芸人・村本大輔さん ゴールデンタイムのお笑い番組で、笑いが止まる漫才に挑戦しました。 「本当に見るべきものはたくさんある」「沖縄の海って誰のものですか」「今こそ沖縄県民の怒りの声に耳を傾けるべきだと…[続きを読む]
沖縄のため、というのは傲慢(ごうまん)でした。野球少年を描いた小説「バッテリー」で知られる作家あさのあつこさんはそう話します。米軍普天間飛行場の返還・移設問題がうごきだして二十数年。辺野古の海を埋め…[続きを読む]
■ライター 武田砂鉄さん(36) 日本では長年「空気を読め」という言葉が発せられてきました。社会や人びとの間にみられる「傾向」をいち早く察知して、踏み外さないように心がけることです。最近はさらに拍車が…[続きを読む]
「抑止力」が水戸黄門の印籠(いんろう)のようになっていないでしょうか? 納得できる説明を聞いたことがありますか? 小泉政権などで「安全保障・危機管理担当」の内閣官房副長官補をつとめた元防衛官僚、柳沢…[続きを読む]
人間は過ちを犯す。だから人間の理性を超えた長年の経験や慣習を重んじて徐々に変えていく。これが保守の基本的な考えです。 かつて自民党の大平正芳元首相は「政治は60点でないといけない」と説きましたが、自…[続きを読む]
相手を支配して優位に立ったり、屈服させたりすることを「男らしさ」ととらえる。その結果、暴力的な態度を肯定したり、他者の痛みに共感しなくなったりする。こうした現象をジェンダー学で「毒々しい男らしさ」と…[続きを読む]
母方の祖父は硫黄島で戦死しました。毎年8月15日が近づくと、私の母は、戦争の特集番組を流すテレビに向かって、「なんでだ」「まったくだ」とつぶやいていました。母の怒りの矛先は敵国ではなく、どうやら「日…[続きを読む]
1995年のことです。沖縄で少女が米兵に暴行される事件が起きました。それだけでも衝撃的でしたが、加えて、容疑者の米兵が特定されたのに、起訴するまで身柄が日本側に引き渡されない。日米地位協定に基づく運…[続きを読む]
県民投票の結果が出た直後、玉城デニー知事が「なぜ沖縄で2度も県民投票を行わなければならないのか、国民に伝えていきたい」と語るのを聞き、23年前を思い出しました。1996年の沖縄県民投票の前日、大田昌…[続きを読む]
ふるさとの山口県岩国市長を3期9年務めましたが、私は逃げ出したい気持ちです。市長として発議した2006年の住民投票で9割近くの人が「反対」の意思を示したのに、民意をいかせず、逆の結果を招いてしまった…[続きを読む]
昨年は明治維新150年。今年は、琉球王国が解体されて沖縄県が設置された年から、つまり、沖縄が近代日本国家に組み入れられてから140年です。 日本の近代化の動機は「攘夷(じょうい)=外国を追い払うこと…[続きを読む]
中国脅威論は高まる一方ですが、それと辺野古移設を直接結びつけて考えるのは適切ではありません。 冷戦時代、「脅威」をめぐる国会論戦がありました。政府の定義は「脅威とは意図と能力だ」と。ソ連の攻撃力は今…[続きを読む]
故筑紫哲也さんをはじめ、TBSの先輩には沖縄報道に熱心な方が多くいます。でも、隣で先輩が解説を始めると「ああ、またあの話だ」と思っていました。正直気になっていたのは、トークが時間内に終わるか。取材し…[続きを読む]
人里離れたどこか田舎の海に土砂を入れる。そんな感覚で受け止めている人が多いかも知れません。あるいは、週が明けてニュースが伝えられなくなり、もう忘れているでしょうか。 25年間沖縄に通い、沖縄戦体験者…[続きを読む]
来日して10年以上、日米の政治外交の研究を重ねた後、2009年から15年まで沖縄の海兵隊で働きました。地域住民とのパイプ役として基地の実情を話したり、時には、米軍関係者が起こした事件事故に対応するこ…[続きを読む]
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)返還で日米が合意した1996年に生まれました。「一日も早い危険除去を」と言われますが、僕は22歳になりました。 きょう辺野古の海に土砂が投入されるとニュースで見まし…[続きを読む]
大学生のとき、沖縄の友だちの家に1カ月ほど滞在したことがあります。1960年代の米軍統治下。一般家庭は断水なのに、フェンスの向こうの米軍住宅では、広々とした芝生に将校が水をまいていた。これが沖縄の現…[続きを読む]
「老朽化した米軍普天間飛行場の代わりに、米軍の使い勝手のいい基地を辺野古に造ってあげるだけだ」という批判がありますが、あながち間違っていません。1996年の普天間返還合意のとき、沖縄の負担軽減策を担…[続きを読む]
今年7月、故郷の那覇市で「人類館」を上演しました。15年ほど前から続けている一人朗読劇です。 人類館は、1903年に大阪であった内国勧業博覧会で、沖縄やアイヌ、台湾の人たちを生身で展示し、見せ物にし…[続きを読む]
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