1月4日 この映画はぜひ観たい!
ダイアリー昨夜の夕食。カラスカレイの粕漬け、お正月の残り物など。
板状の粕が冷凍庫に残っていたので、酒とみりんでのばし、
暮れに漬けておきました。お酒がちょっと強すぎたかな。
K子さんのジャンパースカート、ウール地をカットする前に、
もらってきた木綿生地を使って、仮に作ってみることに。
前と後ろを逆にして、ツーパターン着られるデザインで、
巻きスカートの形ですが、ウール地は生地が足りないので、
巻かないですとんとしたワンピース型にする予定です。
洋裁も頭と手を使うので、ボケ防止になりますね。(*^_^*)
今、ぜひ観たい映画が『小学校~それは小さな社会~』です。
紹介する前に、まずはメーキング映像をどうぞ。
監督の山崎エマさんは日本の小学校に6年通ったハーフで、
後に、あの6年間で人格が形成された、と思い当たります。
そこで日本の公立小学校に一年間カメラを据え、撮影を続け、
コロナ禍の中で、この映画を製作したそうです。
私たちには当たり前の、生徒たちで行う掃除や給食配膳も、
欧米では考えられないこと。清掃は外部の業者に頼むもので、
それは移民や底辺労働者がやるものだ、という考えなので、
「うちの子にそんな賤しい労働をさせるな!」と、
親が学校に怒鳴り込んでくるでしょう。
まさに貧富の差、労働の貴賤、何ごとも金を払って済ませる、
といった悪しき資本主義、個人第一主義の考え方ですね。
ひと昔前は、集団主義だ、詰め込み教育だ、個性をつぶす、
と批判されていた日本の教育ですが、ここにきて価値は逆転、
皆で一緒に成し遂げる達成感や責任感、マスクや手洗いなどの
公共衛生教育など、今や世界のお手本になっています。
監督の山崎エマさんが自身の思いを語った映像が、こちら。
また、映画の一部で、一年生の演奏活動を短編仕立てにした
ショート映像はアカデミー賞ドキュメンタリー部門の候補に。
*英語タイトルですが、全編、日本語の映像です。
これはニューヨークタイムズが流し、すでに52万回の再生。
欧米ではおそらく賛否両論になる内容でしょうね。
これもアメリカあたりでは「子ども虐待だ!」と騒ぎそう。
アメリカの公教育レベルの低下の裏には、「褒める教育」
の弊害がありそうです。たとえ数学の答えが違っていても、
頑張って解こうとしたから、とAをあげるのだとか…!?
それって、本当の教育になっていますかね。
この映画は、元・数学教師だったK子さんと観に行きたい。
どの映画館でいつまでやっているか、調べましょう。♪
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