1月9日 ハーバード大首席の感動スピーチ
ダイアリー昨夜の夕食。お豆腐ステーキ、松前漬け、たらこなど。
お豆腐がダブついてしまったので、卵とじのステーキに。
冬はお味噌汁やお鍋、麻婆豆腐ぐらい。肉豆腐もいいかも。
日本の太平洋側は乾燥続き、今日あたりは風も強く心配です。
毎年のように甚大な被害の出るのが、カリフォルニアの山火事。
今度はロサンゼルス、しかもセレブが多く住む高級住宅地の
パシフィック・パリセーズを焼き尽くし、まるで戦場の様相。
今や、サンタモニカにも危険が迫り、避難命令も10万人に…。
90年代に、サンタモニカに住んでいたことがあるので、
胸が痛みます。病気の友人はちゃんと避難できたかしら…。
アメリカに関する滅入るニュースばかりが続いてますが、
久しぶりに感動したのが、昨年ハーバード大の学部卒業式で、
首席が行ったスピーチ。日本で言う卒業生総代答辞ですかね。
彼女は、南アジアからの移民の子で、一家の中でも大学へ
進学した初めての子どもだったとか。英語も聞き取りやすく、
何より、その内容が素晴らしい。日本語字幕付きです。♪
日本なら、感謝の意や将来への抱負を述べるところですが、
彼女は、当のハーバード大にも苦言を呈しています。それは、
ガザでの蛮行に抗議した14名の学友に、大学側が学位授与を
拒否したことに、学生や教職員から多数の嘆願書が集まった
にもかかわらず、くつがえらなかったことへの怒りです。
"Harvard, do you hear us?" では、万雷の拍手が起きます。
アメリカで、移民で、有色人種で、女性で、しかも首席で、
という突っ込みどころ満載の立場でありながら、すごい勇気。
これは歴史に残る、名スピーチでしょうね。
アメリカにもこうした若者がいることに、安心しました。
今日はリボンと一緒に、バレエのDVD「美女と野獣」を鑑賞。
寒いので、一歩も外へ出ませんでした。にゃん…。