河合塾が発表する予想ボーダー(大学入試難易度ランキング・11/18版)に大きな変動があった試験方式・学科を紹介するシリーズの8回目。本日は「明治大学」です。
GMARCHの中でひときわ人気の高い明治大学は、比較的ボーダーが安定している印象がありますが、今年は多くの学科、試験方式で上昇が見られました。
昨年同時期のボーダーと比較して偏差値で2.5以上、得点率で3%以上の変動があった方式を掲載し、中でも変動が大きいもの(偏差値で5.0以上、得点率で5%以上)に★印を付けてあります
明治大学
一般方式(全学部)
多くの学科で上昇が見られ、しかも65台に乗せてきているのが特徴です。明治を除くGARCHでは見られないことで、明治の強さを印象付けます。
なお、明治についてはボーダーが上昇しても志願者が減るということはあまりないので注意して下さい。
Up
政治
62.5 → 65.0
経済
60.0 → 62.5
地域行政
60.0 → 62.5
日文
62.5 → 65.0
英米文
60.0 → 62.5
62.5 → 65.0
考古学
60.0 → 62.5
地理
62.5 → 65.0
現代社会
62.5 → 65.0
経営/会計/公共経営
60.0 → 65.0 ★
Down
文芸メディア
65.0 → 62.5
日本史
65.0 → 62.5
臨床心理
65.0 → 62.5
一般方式(学部別)
こちらも多くの学科で予想ボーダーを上げてきました。
昨年60を割った文学部の一部学科が再び60台に乗せ、明治のほぼすべての学科が60以上となりました。ここでも明治強し、です。
Up
商(英語4技能)
60.0 → 62.5
日文
60.0 → 62.5
英米文
57.5 → 60.0
仏文
57.5 → 60.0
文芸メディア
60.0 → 62.5
アジア史
57.5 → 60.0
考古学
57.5 → 62.5 ★
国際日本(英語4技能)
57.5 → 62.5 ★
Down
政治
62.5 → 60.0
経営/会計/公共経営(英語4技能)
65.0 → 62.5
共通テスト利用方式
昨年若干ボーダーを下げていた文学部が軒並み2〜3年前の水準まで戻して来ました。
今年の明治は3方式ともワンチャン勢に付け入る隙を与えない高いボーダーとなっています。
高レベルでの争いとなることは間違いなさそうです。
Up
独文5
77% → 81%
日本史3
82% → 85%
アジア史3
80% → 85% ★
アジア史5
78% → 83% ★
西洋史5
82% → 85%
考古学3
80% → 84%
考古学5
80% → 84%
地理3
80% → 83%
地理5
80% → 83%
現代社会3
83% → 87%
現代社会5
82% → 85%
国際日本3
81% → 84%
国際日本5
77% → 80%
Down
仏文5
82% → 79%
次回は上智大学を掲載します。
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