今週のお題「ちょっとした夢」
今週のお題は「ちょっとした夢」。
実は少し前まで「ちょっとした夢」を持っていたんです。
その夢とは、「大阪・関西万博をとことん楽しむぞ!」という夢。
万博には意外と興味があって、国内で開催された万博は沖縄海洋博を除いて全て行っています。さらには、中国上海で行われた上海万博にも毎月足を運んだくらいに。
これまでは仕事をしていたので会場入りする回数にはおのずと限界があって悔しい思いをしてきたのですが、今度の万博は無職という身なので毎日が休日wということで、密かに全制覇・・・いやいや、それはちょっと無理だとしてもアパートでも借りてとことん行ってやるぞ!というくらいの意気込みだったんです。
というのも、愛・地球博では実現しなかった独自のデザインで建設した海外パビリオンが建ち並ぶという、大阪万博以来の快挙だったからです。子供の頃に見た様々な形のパビリオンがとても魅力的に見えました。そうそう、上海万博でも様々な奇抜なデザインのパビリオンが建ち並んでいて、見て廻るのが楽しかったという思い出もあったからだと思います。
ところが・・・・
ご存知のとおり、何度も報道されるゴタゴタやグダグダのニュースを耳にする度に、どんどん私の意欲が低下していくのがわかりました。
さらに意欲を低下させたのが、通期パスポートの制約。全期間入場できるわけじゃないんですよ。しかも入場できるのは最も早い時間帯で11時以降と、開場時間より2時間遅れのスタートです。もっと言えば、入場するのに日時を指定しなければならず、通期パスポートのくせに最大で3日しか予約できないとのこと。
連続で一週間入ろうと思っても、予約できるのは3日間だけ。4日目の予約は初日の入場後にしか取ることが出来ず、既に予約枠がいっぱいだったらどうなるんでしょ。
予約していない人は入場できないから、アウト!? お帰りください!!
ってなるのかな。一週間連続で楽しもうと思って遠方から飛行機もホテルも予約してきた人が、4日目以降に入場できなくなるって困る人が出てくるんじゃないの?
その辺の情報がわからないから不安で、ついつい先延ばしにしてきたけど、もう開幕まで200日を切っちゃってるんですよね。
超早割一日券のチケットを買った(或いは会社から買わされた)人たちは、事前にパビリオンやイベント観覧の超早割特別抽選を申し込む権利がついてくるそうで、今、盛んに告知されています。
それ以外のチケットを持っている人は、半年前から始まる入場日時予約受付を済ませる必要があるのですが、ルールが知っていないといろいろと難しい。入場ゲートも指定する必要があるようで、会場までの交通手段によってゲートが違うため、予めどういう手段で行くのか決めてないとその時間に入場できなくなる可能性があるって何なの。
また、入場日時の予約なしで入場できる期間が設けられた紙の入場券も発売されるようですが、これまた想像以上に予約が必要な日がたくさんある上に、11時までに入場する場合には事前予約が必要という制約がありますので注意する必要があります。
ところで、入場できる予約の枠って、何万人なの?
それって日によって異なるの?
1日の最大入場者数は20万人以上の日があるとか言っているけど、その人数に達するまでは予約入場枠を販売するのかな・・・
まだまだ調べることがたくさんあって厄介だぁ。
まあ、こんな感じになっちゃってる大阪・関西万博なので、何回行くか、果たして何度も行く価値があるのか、行く回数や行く期間によって購入する券種を何にするのかを考えなければならない煩雑さもあって、「もうどうでもええわ~」っていう投げやりな気持ちになってきてます。
なので、かつて楽しみにしていた「ちょっとした夢」は、厄介なことを思い出してしまったために、遥か彼方へと飛んでいってしまったのでした。