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古代ギリシャ・ローマの教え:「The Gardeners Labyrinth」第18章
日本最古の農業書とされる清良記は、本書と近い時代(もう少し後)の書物です。日本は戦国時代で、米や麦が実った頃を狙って毎年のように敵がしょっちゅう攻めてくると書かれています。それは、書かれた伊予国だけでなく全国どこでも同じような状況で、そのため多くの餓死者が見られるとのこと。襲撃さ...
天空の教え:「The Gardeners Labyrinth」第20章
天空の星々の動きは、全てを司る全知全能の神様が指し示すありがたい教えと解釈されました。500年前、農作業も占星に基づいて細かく規定されていました。今、占星術に農作業を委ねるなんてありえませんが、500年先の未来人からしたら、私たちのことも「怪しげなスマホ情報に基づいて何でも判断し...
古代ローマの月の農法:「The Gardeners Labyrinth」第21章
1世紀、古代ローマのプリニーの本が栽培のよりどころになっていました。月や惑星が星座のどの位置にあるかで適切な季節を選び、月の満ち欠けに応じた植物の活動をうまく利用するようにしていたみたいです。今でも月の農法ってありますもんね。 19〜21章に書かれた月の満ち欠け利用のまとめ 第...
発芽日数:「The Gardeners Labyrinth」第22章
第22章は、いろいろなハーブのタネの発芽までの日数が述べられています。キュウリやホウレンソウは タネをミルクまたはぬるま湯に一晩浸して蒔く、と書かれています。今も一晩水に浸けますね。 ちなみに、日本最古の農書とされる清良記には、「 ・・・あるいは「寒浸け」といって、冬のあいだ種...