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タックルをセットして湖畔に戻ると、さて、どこに入ろうかと考えてしまう。今日はたまたまレストハウスの貸しボートが休みだったので、とりあえず係留されたボートの間からウェーディングすることが出来た。ちなみに、今回から400グレインのDH用ヘッドに替えてみたのだが、ロッドにかかる負荷が丁度良く、圧倒的に投げやすくなり、飛距離も出るようになった。やはりスイッチ用では役不足だったのだろう。ここでは、前回同様かけ上がりを丹念に探ってみたが、まったく反応は無かった。開始して15分ほど経った頃、左の方向へ投げてリトリーブしていると、ようやくアタリがあったが、残念ながらフッキングせず。結局当たったのはその一度だけで、その後は場所を移動してみたもののやはり反応が無く、そのままルースニングに変更することにした。ついでに昼食のおに...DHテスト釣行@湯ノ湖その2
今回は午前4時に自宅を出発。途中の佐野SAで朝食を食べ、宇都宮ICから日光道に入ると、途端に雲行きが怪しくなってくる。間もなく、ボツボツ降って来たと思ったら、やがて本降りになった。それでも、降ったり止んだりの不安定な雨で、いろは坂の手前にあるコンビニで昼食を買い込み、途中のいろは坂〜中禅寺湖は曇っていたものの、湯ノ湖に到着した頃には、晴れ間が覗くほど天気が回復していた。午前7時前、釣り事務所に到着。岸釣り券を購入し、準備を済ませて湖畔に行くと、今回入ろうと思っていた場所は、すでに人が入っていたため、仕方なく、いつものポイントでルースニングを始める。気温は14℃と低かったが、不思議と寒くはなかった。穏やかな南風が吹いていたからであろう。そして、開始してから数投目で早速アタリがあり、合わせるとグングン引き回す...DHテスト釣行@湯ノ湖その1
昼食の後はまったくアタリが無くなったため、ここで一旦ルースニングに見切りをつけ、リトリーブの釣りを始めてみる。ところが、引っ張ったところでやはり反応は無く、淡々とキャスト&リトリーブの繰り返すしかなかった。とりあえず、この状況を打開するには、場所を移動するしかないと判断。レストハウス前へ行き、ニーブーツでギリギリ入れる深さまで立ち込むと、再びキャスティング&リトリーブを繰り返す。同行の二人は疲れてしまったのか、レストハウスで優雅にコーヒーを飲んでいる。ここでは、オーソドックスにかけあがりをカウントダウンしながら扇状に探ってみる。すると、正面よりやや右の1時くらいのところでラインにテンションが掛かり、合わせると久しぶりに魚の感触。上がってきたのは、30センチほどの綺麗な銀化ニジマスだった。その後も、同じ場所...リベンジツアー@湯ノ湖その2
前回の釣行からちょうど2週間、再び釣り仲間二人と3人で奥日光の湯ノ湖を訪れた。果たして、前回オデコだった二人はリベンジ出来るだろうか?朝5時15分に自宅を出発、途中、佐野SAで朝食を食べ、いろは坂の手前にあるコンビニで昼食を買い込み、湯ノ湖に到着したのは8時30分。すぐに準備をして、とりあえず一人で湖畔に陣取り、ルースニングの仕掛けを投入。とここまでは前回と全く一緒だった。ところが、今日は待てど暮らせどアタリは無く、二人が到着してもしばらくの間は何も無い状態が続いた。午前9時頃、目の前でもポツポツとライズが見られるようになった。すると、となりでやっていた仲間の一人がとうとう魚を掛ける。が、残念ながら寄せる途中でバラしてしまった。それから15分後、ようやく自分にもアタリがあり、こちらは無事ランディング。オデ...リベンジツアー@湯ノ湖その1
ユスリカのハッチは、期待したほどでもなく、ライズもあまり見られなかったが、それでも根気よく打ち返していると、ようやく魚が乗り、小型のニジマスが釣れた。続けてもう1尾ヒットしたところで、湖面が静まり返ったのを見計らい納竿。ちなみに、同行者二人は、バラシはあったもののネットイン出来ず、揃ってオデコだった。帰り道に、栃木IC近くの「みそや源兵衛」で、野菜味噌ラーメン+一本角煮のトッピング+餃子3個を3人揃って注文。皆で熱いラーメンをすすりながら、道具も釣り方もフライもほとんど変わらないのに、一人だけたくさん釣れて、他二人がまったく釣れなかったのは何故だろう?という話になった。確かに、不思議だったが、よく考えてみると、二人ともずっと管理釣場ばかりで、自分は芦ノ湖を始め自然のフィールドに通っていた。実はそういう目に...春蝉の季節@湯ノ湖その6
リトリーブからルースニングに切り替えてみたものの、以降はまったくアタリが無く、静かに時間だけが過ぎていく。その間、カディスやカゲロウの類がハラハラと飛んでいくのが見えたので、時折起こるライズは、これらの虫たちを水面付近で捕食しているのだろう。結局、2時間以上が経過したところで、ようやくアタリが出始め、24センチの小振りな放流マスをキャッチする。そして、そこから20分後にもう一度アタリがあり、今度はロッドが伸されるほどの素晴らしいファイト。何度もスプールを逆転させて抵抗した魚は、ルースニングでは本日最大サイズの綺麗なニジマスだった。夕方は、予想外に寒くなってきて、ハッチ量は少ないものの、ユスリカのハッチが確認できたため、そろそろ定番のミッジフィッシングに切り替えることにした。つづくボートに乗った中国人親子は...春蝉の季節@湯ノ湖その5
何しろ、13フィートのフルスペイロッドを振るのは、今日が初めてで、それこそぶっつけ本番ではあったが、シューティングヘッドは芦ノ湖で使い慣れていたため、さほど違和感なく振ることが出来た。ただし、飛距離の方はうまく行ってもせいぜい25メートルくらいと、なかなかうまく飛んでくれない。まあ、始めたばかりなのだから仕方ないだろう。半分は練習のつもりでやっていたら、そのうちにテンションがかかり、ロッドを立ててみたがピクリともせず。「あれ?根掛かりかな?」と思いながらラインを巻き取っていると、それまで何の動きも無かったロッドティップがググッと動いて、そこで初めて魚が乗っているのだと判った。ロッドが大きく曲がっていたので、「これはもしかしてデカいかも?」と思いながら引き寄せると、魚も本気を出したのかいきなり走り出し、スプ...春蝉の季節@湯ノ湖その4
ここまでの釣果は、2時間半で5尾と順調だった。気がつけば、辺り一帯は春蝉の声で溢れ、奥日光にも新緑の季節がやって来たのだと実感する。それから、ようやくアタリがあったのは、1時間が経過した頃だった。6尾目、7尾目を連続キャッチして、その後はまたピタリとアタリが止まってしまったため、ちょうど昼になったのを見計らい、皆でおにぎりを食べながらひと休み。自分はここまで7尾キャッチしていたが、なぜか同行の二人は釣果ゼロと苦戦していた。昼食後も、すぐに1尾キャッチして、計8尾になったところで、タックル交換のため駐車場へ行く。新たなスペイロッドを試そうと思ったのだ。つづく11:166尾目は26センチのニジマス。11:267尾目は27センチ。12:208尾目は31センチ。タックルデータロッドMaxcatchV-Switch...春蝉の季節@湯ノ湖その3
2尾目を追加した後は、しばらくアタリが遠のき、ようやく3尾目をキャッチ出来たのは40分後だった。時合いの周期はまちまちで、今回のように40分開く時もあれば、1時間以上開くこともある。こればっかりはいつやって来るかわからないから、休んでなどいられないのだ。そうこうしているうちに、すぐにアタリがあり、合わせると今度はなかなか引きで、ロッドがグーンと曲がり、ラインが勢いよく引き出される。スリリングなやり取りを楽しんで、上がって来たのは体格の良い綺麗なニジマスだった。この時合いを逃さないよう、すぐに釣りを再開。すると、早々にアタリがあって、3尾目と同サイズのニジマスが釣れた。この間、およそ12分程の出来事だった。つづく9:533尾目は30センチ。9:584尾目は綺麗な34センチのニジマス。10:055尾目は31セ...春蝉の季節@湯ノ湖その2
前回の単身釣行からちょうど2週間、今度はフライフィッシングをずっと一緒にやってきた釣り仲間二人を誘い、3人で奥日光の湯ノ湖へ向かう。朝5時15分に自宅を出発、途中、佐野SAで朝食を食べ、いろは坂の手前にあるコンビニで昼食を買い込み、湯ノ湖に到着したのは8時30分だった。すぐに準備をして、まずは一人で湖畔に陣取り、ルースニングの仕掛けを投入。アタリを待っている間、偏光グラスをバッグから取り出していると、いきなりマーカーが勢いよく引き込まれ、ロッドティップまで曲がっていたのだが、慌ててロッドを持ったときはすでに遅く、すっぽ抜けてしまった。すぐに打ち返してみたところ、またアタリがあったものの、今度もすっぽ抜け。ちょうど時合いの終盤だったのか、そこからしばらく当たらなくなってしまう。仕方がないので、少し場所を移動...春蝉の季節@湯ノ湖その1
納竿後にイブニングの滝上をチェックしてみたら、数人がウェーディングしていて、投げなくても良いんじゃない?ってくらい、足元のシャローでもライズがあった。竿を出したい気持ちもあったが、帰宅が遅くなってしまうのですぐに出発。幻想的な戦場ヶ原の夕暮れを堪能しながら車を走らせる。中禅寺湖を過ぎ、華厳の滝のところで今度は霧が発生、いろは坂を降りた頃は、すでに辺りは真っ暗になっていた。日光道から東北自動車道に入り、途中、佐野SAに立ち寄るが、建て替え中で施設はWCとGSのみ。仕方なく、蓮田SAまで行って、閉店間際のフードコートに滑り込み、目的の石焼ビビンバを食べることが出来た。本日の釣果、ニジマス10尾、カワマス1尾、バラシ10回くらい。自然湖でのツ抜けは今回初めてだけど、バラシもツ抜けとは・・・(汗)。滝上でウェーデ...単身日帰り釣行@湯ノ湖その5
その後はまったくアタリの無い状態が続き、そろそろ上がろうか迷っていたら、結局、イブニングになってしまった。やがて風が止むと、ユスリカのハッチが増えたのか、帽子や偏光グラスにもユスリカが纏わりついてくる。とりあえず、6Xのティペットにミッジピューパを結び、しばらくの間、様子を見ていたら、足元の水面がモコッと盛り上がった。ディンプルライズはユスリカを捕食する際の特有のライズフォームだ。すぐにフライを投げ込んでみたところ、反応はあるもののなかなか乗らず。それでも何度か打ち返しているうちに、ようやく魚が乗って、イブニング最初の1尾をキャッチすることが出来た。調子が出てきたところで、ライズを狙い撃ちしてみるが、その後は3連続のバラシ。掛かりが浅いのか、フッキング直後のジャンプで外れてしまうのだ。そのうちにシャローで...単身日帰り釣行@湯ノ湖その4
午後から風が吹くようになると、同時にパタリとアタリも無くなった。ちなみに、朝はシャツ1枚だったのが、昼には上着を着るようになり、とうとうそれでも寒くなってきて、車までダウンのインナーを取りに行く。途中、レストハウス前でやっていた女性と話したところ、先ほど大きいのが掛かったが、バラしてしまったと言う。自分もさっき大きいのをバラしましたよ。と話すと、何でバレたんだろう?と首を傾げていた。そうこうしているうちに、シャローでライズを発見。近くまで移動して、ピンポイントにフライを打ち込んでみる。どうやら悔しい気持ちを共有できた事で、モヤモヤが少し解消され、やる気が出てきたようだ。しばらくして、マーカーがスーッと静かに沈んでいき、合わせると久しぶりに魚の感触。しかも、重々しい良型の引きだ。思わず「大きいかも!」と呟き...単身日帰り釣行@湯ノ湖その3
その後、綺麗な銀化レインボーを追加してからは、だんだんとライズも増えてきて、頻繁にフライを打ち返していたのだが、よ〜く観察していると、どうもライズの主は、シャロー近くでベイトを追い回しているようだった。そこで、マーカーをつけたまま、ライズのあった付近へフライを投げ込み、少し沈めてからスーッとロッドを立てるように引っ張ってみたところ、狙い通り、ゴン!という感触がティップに伝わった。すかさず合わせると、今度はかなり重い手応えで、ラインがキューンと勢いよく引き出され、さらにゴクンゴクンといった大型魚特有の感触が伝わってくる。ところが、しばらくやりとりした後、突然動きが止まったかと思ったら、うんともすんとも言わなくなってしまった。まさか魚が根に入るなんてことはないだろうと思ったが、少し強めに引っ張ったところ、急に...単身日帰り釣行@湯ノ湖その2
前日の深夜に釣行を決断したため、寝不足のまま朝5時に自宅を出発。すでに辺りは明るくなっていて、真っ暗な中を芦ノ湖へ出かけて行った日々が懐かしく思えてくる。そんな芦ノ湖通いもついひと月前のこと。5月からは、芦ノ湖と入れ替わるように奥日光がトラウトシーズンを迎える。東北自動車道から日光道を通って、いろは坂を登り、明智平から白雲トンネルを抜けると、いよいよ奥日光だ。リッツカールトンの横を通り、その先の二荒橋前交差点を左折、そこから100mほど走ると、左にはトラウトの聖地、中禅寺湖が見えてくる。国道120号線沿いには、ウェーディングに最適なポイントが続くため、この日も大勢のアングラーで賑わっていたが、そんな光景を尻目に、さらに奥へと車を走らせる。戦場ヶ原を抜けて、硫黄の匂いが漂う湯ノ湖に到着したのは午前8時過ぎだ...単身日帰り釣行@湯ノ湖その1
今年は15年ぶりに芦ノ湖へ通ってみて、60オーバーを筆頭に、まずまずの成果が得られたと思っている。やはり自然湖の魅力は、環境の素晴らしさ。雄大な景色の中で、自然のサイクルに順応したマス達を相手にするのは、本当に楽しい。そして、芦ノ湖の余韻が冷めないうちに、私は次の目的地を奥日光、湯ノ湖に定めることにした。約10年ぶりとなる湯ノ湖だが、実はフルタイムで釣りをしたことがない。以前は湯川と共通の遊漁券だったため、湯川の後にやってみるとか、温泉旅行のついでにやってみるとか、いつもついでに竿を出す感じで、これまで真剣に釣りをしたことが無かったのだ。朝7時過ぎ、釣り事務所に到着。状況を聞いたところ、砂浜と兎島で釣れているという。早速、準備をして砂浜へ向かったが、すでにエサ釣りの人たちが陣取っていて、仕方なく空いている...湯ノ湖で岸釣りその1
今日の関東は真夏日の予想で、奥日光の湯ノ湖でも風の無い午前中は少し暑いくらいだった。午後になると風が強くなり、そのぶん体感的には涼しくなったが、それでも長袖シャツがちょうど良いくらいの快適な気候である。果たしてこの暑さが釣果にどう影響するのか、それは午後の釣りではっきりすることだろう。昼休みを終えて砂浜に戻ると、先ほどまでやっていた場所もすでに人が入っていて、本当に端っこの狭小スペースしか残されていなかった。それでも、ルースニングであればまだ充分に釣りは可能と判断、午前中に何となくコツが掴めたので、開始早々からすぐにアタリがあり、オリーブ色のニジマスがヒットした。良く見るとカムループスのように斑点が大きい個体である。続いて今度はスリムで美しい銀色のマスがヒット、黒い頭部と白いヒレを見て、一瞬ホンマスかと思...湯ノ湖で岸釣りその2
午後は断続的に風が強く吹くようになり、急に水が濁り始める。湖面は大きく波立ち、底からはドロドロとした茶色の堆積物が浮き上がってきて、それがラインに絡んでくるため、釣りづらいことこの上ない。そんな中、マーカーがスーッと水中に入っていったので、合わせると今までにない重い手応え。今度こそは良型と確信する。しかし、隅っこの狭小スペースでかけたため、隣のぶっ込み仕掛けに絡まないよう、ロッドを傾けたり、スプールをサミングしたりしながらコントロールを試みたものの、結局、もの凄いスピードで隣側へ走られてしまった。すると、隣の人が良型をかけたことに気付き仕掛けを上げてくれたので、とりあえず充分なスペースを確保出来て、そこから一進一退のやりとりが始まる。実は、午後の釣りを再開する際、イブニングのミッジを念頭に、5番ロッド+6...湯ノ湖で岸釣りその3
イブニングはほぼ無風状態となり、期待が持てそうな雰囲気だった。湖面を観察すると、ライズは沖の方からだんだん岸よりに近づいてくるものの、なかなか決め手を見出せずにいた。何しろユスリカのハッチ量が少なく、ライズも散発で、ライズフォームにも一貫性がなかったからだ。とりあえず、ミッジピューパ#18を6Xのティペットに結んで、近場から探ってみるが、これにはまったく反応が無かった。放流量が多いとは言え、やはり自然湖のマスともなると、なかなか一筋縄では行かないらしい。やがて、足元でディンプルライズが散発的に起きたので狙い撃ちしたところ、水面がモコッと盛り上がり、すかさず合わせを入れると、銀色の魚体がバシャバシャっと水面で暴れた。魚は右に左に走り回り、この引きはもしかしてホンマスかな?と思ったが、ランディングしてみたら3...湯ノ湖で岸釣りその4
朝6時、アラームの音で目を覚ましカーテンを開けると、まだ雨は降っていなかった。辺りは霧のような低い雲に覆われていたが、空が明るいので、しばらくは降らないだろう。とりあえず朝風呂に浸かってから、7時に朝食会場へ。どうせ今日も昼ごはんは食べれないのだから、ここぞとばかりに食べておく。山盛りのサラダに山盛りの白飯、味噌汁と漬物、ソーセージにスクランブルエッグ、海苔と明太子、そして温泉卵と納豆、フルーツにヨーグルト、最後にコーヒーといった具合である。早々にチェックアウトを済ませて釣り場へ向かうと、ボートを待つ釣り人がレストハウスの前で大勢待機していた。一方、砂浜ポイントには誰も居らず、どこにでも入れる状況だったが、とりあえずは昨日と同じ場所から始めてみることにした。すると開始早々からアタリがあり、30センチ弱の銀...湯ノ湖で岸釣りその5