八木虎之巻
本日は、国立国会図書館で18世紀中葉の八木虎・豹・竜之巻を、マイクロフィッシュ(microfiche)からプリントアウトして頂きました。
ネット上のデジタルアーカイブからも自宅でプリントアウトできるのですが、マイクロフィッシュの方が幾分きれいなようです。
マーケットに関し、自分なりに行き着いた結論や思想が、200年以上も前の賢人の書にあると、感銘をうけます。同じ考えを見出すと、自分の思索に自信が深まります。これが、古書を探求する面白さです。
投資家保護の発想など無かったであろう時代の相場への取り組みは、負ければ壮絶な運命が充分想定され、ある種命がけでもあったろうと思います。それゆえ、真剣さや凄みがあります。マーケットは心理ゲームゆえ、プライスが動く原理は普遍です。原理が普遍ならば、打つ手もあろうかと思います。本日プリントアウトしたのは下記
『八木虎之巻』猛虎軒(宝暦六年)
『八木豹之巻』猛虎軒(安永二年)
『八木竜之巻』猛虎軒(寛政十年)
『商家秘録』大玄子(明和八年)
マーケットの名言
一心家業に凝る人は、運の開く兆しなり
猛虎軒『八木豹之巻』
実際に利益が上げられるようになったのは、真剣に研究に打ち込み、自分で考えるようになってからだ。
ラリー・ウィリアムズ『相場で儲ける法』日本経済新聞社p1
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