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宇野、耐えてこらえて4連覇 着水崩れず「大きな目標成し遂げた」 全日本フィギュア

男子フリーで演技する宇野昌磨=東京・国立代々木競技場で2019年12月22日、竹内紀臣撮影
男子フリーで演技する宇野昌磨=東京・国立代々木競技場で2019年12月22日、竹内紀臣撮影

 フィギュアスケートの全日本選手権は最終日の22日、東京・国立代々木競技場で男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)2位の宇野昌磨(トヨタ自動車)が逆転で4連覇を果たした。

 宇野が耐える演技で、連覇を守った。ジャンプの着氷で揺らぐ場面が何度もありながら、いずれも我慢して着氷。「こらえて崩れなかったことが優勝の要因」と振り返った。これで羽生に対して初めての勝利。「どんな形であれ、スケート人生の大きな目標を成し遂げられた。うれしい」と静かに喜んだ。

 フリーは緊張があったという。硬さは動きにも表れ、SPのような伸びやかな演技にはならなかった。それでも度々の危ない場面を乗り切った安心感を隠さず、笑顔で滑った。「いつもは失敗の数を数えてしまうが、今日は、後半は失敗を忘れていた」。最後まで前向きに演じきるという念願は実現。「ベストではなかったが、自分の演技を貫けた達成感がある」とすがすがしい表情で振り返った。

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