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広島・長崎原爆

1945年8月、広島・長崎へ原爆が投下されました。体験者が高齢化するなか、継承が課題になっています。

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原爆の威力、まざまざと 長崎市内最大の被爆建造物 「三菱重工総合研究所船型試験場」公開 /長崎

爆風で傾いた壁を見学する人たち。緑の戸が垂直=長崎市の三菱重工総合研究所船型試験場で
爆風で傾いた壁を見学する人たち。緑の戸が垂直=長崎市の三菱重工総合研究所船型試験場で

 長崎市内に現存する最大の被爆建造物「三菱重工総合研究所船型試験場」(長崎市文教町)が5日、公開され、約60人が見学した。被爆後、修復されたが、爆風で傾いた壁などが残っている。現在も稼働している試験場だが、市や三菱重工は今後も見学会を検討したいとしている。

 試験場は爆心地から約1・6キロ。原爆で試験場は全壊は免れたが、屋根が飛ばされ南北の壁が「くの字」に曲がった。最大で約15度曲がった壁は、ワイヤで引…

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