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広島・長崎原爆

1945年8月、広島・長崎へ原爆が投下されました。体験者が高齢化するなか、継承が課題になっています。

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広島平和記念式典が終了 広島市長「『核抑止論は破綻』直視を」

原爆慰霊碑に手を合わせる人たち=広島市中区で2023年8月6日午前6時29分、梅田麻衣子撮影
原爆慰霊碑に手を合わせる人たち=広島市中区で2023年8月6日午前6時29分、梅田麻衣子撮影

 米国の原爆投下から78回目の「原爆の日」を迎えた6日、広島市中区の平和記念公園で平和記念式典が開かれた。

 松井一実・広島市長は平和宣言で、5月に開かれた主要7カ国首脳会議(G7サミット)に触れ、「ヒロシマの心」が受け止められたと評価する一方、首脳声明「広島ビジョン」で核抑止を前提とする安全保障政策が示されたことに言及。「世界中の指導者は、核抑止論は破綻しているということを直視し、私たちを厳しい現実から理想へと導くための具体的な取り組みを早急に始める必要がある」と訴えた。その上で、核による威嚇を直ちにやめ、信頼関係に基づく安全保障体制をつくるよう強く促…

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