「頭が追いつかない」会心フリーの松生理乃　SP10位から逆転2位

　フィギュアスケートのグランプリ（GP）シリーズ第2戦スケートカナダは26日、カナダ東部のハリファクスで女子フリーがあり、ショートプログラム（SP）10位の松生理乃選手（中京大）は会心の演技を見せ、GPで2大会連続の表彰台となった。フリー1位の139・85点で合計192・16点とし、逆転で2位に入った。

　表彰台争いが佳境となる第2グループ中盤。松生選手の姿はスタンドにあった。衣装を着替え、日本代表ジャージーを着て1人ぽつんと座り、スケーターへ声援を送っていた。

　「もう（シリーズ順位に応じた）ポイントが入るだけで満足です。（3位以上が出席する）記者会見は無理だと思いますよ」

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