昨シーズンの勝者3人から一転、ドライバーの移籍が無くここまで7人の勝者を生むこととなった今シーズンも最終戦を迎えることとなりました。F1史上最多となる全24戦を締めくくるのは一体誰か?!
全長 :5.281m×58周=計306.298km 開催回数 :16回目 コーナー数:16箇所 高低差 :10.7m DRS区間数:2箇所 母国レース :無し
《アブダビGPの個人的印象》 ・サーキット改修でより掴みどころのない、、 ・ピットアウトレーンが事故りそうで怖い
新興サーキットに数えられるヤス・マリーナでのアブダビGPも2009年から16回目の開催と、F1にだいぶ定着してきました。過去には「抜き辛い退屈なレース展開」であったり「いわく付きのチャンピオン決定の舞台」という黒歴史がいくつかありましたが、今シーズンもコンストラクターズチャンピオン決定という重要な役割を託されています。
《過去5年のポールポジション》
2023年 フェルスタッペン(レッドブル)
1分23秒445
2022年 フェルスタッペン(レッドブル)
1分23秒824
2021年 フェルスタッペン(レッドブル)
1分22秒109
2020年 フェルスタッペン(レッドブル)
1分35秒246(一周5.554km)
2019年 ハミルトン (メルセデス)
1分34秒779(一周5.554km)
《ポールポジションレコードタイム》
2021年 フェルスタッペン(レッドブル)
1分22秒109
《現役ポールポジション獲得者と回数》
(★はその年のチャンピオン)
5回 ハミルトン (2009,12,16,18★,19★)
4回 フェルスタッペン(2020,21★,22★,23★)
1回 ボッタス (2017)
過去5回のボールシッターをみてみると、直近ではハミルトン、フェルスタッペンといった現代の複数回チャンピオンが名を連ねています。2020年は例から外れますが、多くは「その年のチャンピオン」が獲っていますね。現役のポールシッターで非チャンピオンは当時最強時代のメルセデスをドライブしていた2017年のボッタスが1回と、その年を象徴するチームから輩出されていることは明白です。
《過去5年の優勝者》
2023年 フェルスタッペン(レッドブル)
2022年 フェルスタッペン(レッドブル)
2021年 フェルスタッペン(レッドブル)
2020年 フェルスタッペン(レッドブル)
2019年 ハミルトン (メルセデス)
《現役歴代優勝者と回数》
5回 ハミルトン (2011,14★,16,18★,19★)
4回 フェルスタッペン(2020,21★,22★,23★)
1回 ボッタス (2017)
優勝者をみても、先程のポールシッターとその数は全く同じ。もっと言えば2016年以降はイコールとなっています。つまり近年はポールトゥウィンとなっているわけです。この現象は2016年のハミルトンよりも前、2015年のN・ロズベルグの頃から9年連続です。このサーキットは近年サーキットレイアウトで軽微変更を行ったものの、優勝者に試練を与えるような展開が少な目で「ポールポジションが重要」という風潮になってしまっています。ジンクスはいつまで続くかわかりませんが、予選から戦いが始まっていると言っても過言ではありません。
《過去5年のファステストラップ獲得者》
2023年 フェルスタッペン(レッドブル)
2022年 ノリス (マクラーレン)
2021年 フェルスタッペン(レッドブル)
2020年 リカルド (ルノー)
2019年 ハミルトン (メルセデス)
《現役ファステストラップ獲得者と回数》
3回 ハミルトン (2010,15★,19★)
2回 フェルスタッペン(2021★,23★)
1回 アロンソ (2013)
ボッタス (2017)
ノリス (2022)
2021年 フェルスタッペン(レッドブル)
1分26秒103(一周5.281km)
ファステストラップはポールシッター、優勝者の 3人に加えてバリエーションに富んでいます。10年以上前にあたるフェラーリ時代のアロンソに復調を予感させたマクラーレンのノリスが加わり、今回「現役」から外してしまいましたが、2014年のレッドブル時代と2020年のルノー時代のリカルドも2回獲得経験がありました。いずれにしてもチャンピオン経験者、優勝を経験する実力者が獲得しています。
《使用されるタイヤコンパウンド》
赤:ソフト (C5)
黄:ミディアム(C4)
白:ハード (C3)
先日のカタールGP終了時にアルピーヌのオコンは最終戦を前にチームの離脱を発表(来シーズンから所属するハースへの早期加入が名目)し、代わって来シーズンからF1デビューを果たすオーストラリア人ジャック・ドゥーハンが早期起用となりました。
今シーズンの開幕当初は移籍が無いという珍しいスタートを切りましたが、中盤に離脱や代走など、スポットが多いシーズンになりました(ベアマンにおいては「異なるチームでスポット参戦」となる珍しい形も)
2024年最後の予選順位予想をしてみたいと思います。
《アブダビGPの個人的予選予想》
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《アブダビGPの基本情報》
ヤス・マリーナサーキット ・なかなか勝てないフェラーリ第二のお膝元
・DRS使って抜いてもDRS使われて抜かれる《過去5年のポールポジション》
2023年 フェルスタッペン(レッドブル)
1分23秒445
2022年 フェルスタッペン(レッドブル)
1分23秒824
2021年 フェルスタッペン(レッドブル)
1分22秒109
2020年 フェルスタッペン(レッドブル)
1分35秒246(一周5.554km)
2019年 ハミルトン (メルセデス)
1分34秒779(一周5.554km)
《ポールポジションレコードタイム》
2021年 フェルスタッペン(レッドブル)
1分22秒109
《現役ポールポジション獲得者と回数》
(★はその年のチャンピオン)
5回 ハミルトン (2009,12,16,18★,19★)
4回 フェルスタッペン(2020,21★,22★,23★)
1回 ボッタス (2017)
過去5回のボールシッターをみてみると、直近ではハミルトン、フェルスタッペンといった現代の複数回チャンピオンが名を連ねています。2020年は例から外れますが、多くは「その年のチャンピオン」が獲っていますね。現役のポールシッターで非チャンピオンは当時最強時代のメルセデスをドライブしていた2017年のボッタスが1回と、その年を象徴するチームから輩出されていることは明白です。
《過去5年の優勝者》
2023年 フェルスタッペン(レッドブル)
2022年 フェルスタッペン(レッドブル)
2021年 フェルスタッペン(レッドブル)
2020年 フェルスタッペン(レッドブル)
2019年 ハミルトン (メルセデス)
《現役歴代優勝者と回数》
5回 ハミルトン (2011,14★,16,18★,19★)
4回 フェルスタッペン(2020,21★,22★,23★)
1回 ボッタス (2017)
優勝者をみても、先程のポールシッターとその数は全く同じ。もっと言えば2016年以降はイコールとなっています。つまり近年はポールトゥウィンとなっているわけです。この現象は2016年のハミルトンよりも前、2015年のN・ロズベルグの頃から9年連続です。このサーキットは近年サーキットレイアウトで軽微変更を行ったものの、優勝者に試練を与えるような展開が少な目で「ポールポジションが重要」という風潮になってしまっています。ジンクスはいつまで続くかわかりませんが、予選から戦いが始まっていると言っても過言ではありません。
《過去5年のファステストラップ獲得者》
2023年 フェルスタッペン(レッドブル)
2022年 ノリス (マクラーレン)
2021年 フェルスタッペン(レッドブル)
2020年 リカルド (ルノー)
2019年 ハミルトン (メルセデス)
《現役ファステストラップ獲得者と回数》
3回 ハミルトン (2010,15★,19★)
2回 フェルスタッペン(2021★,23★)
1回 アロンソ (2013)
ボッタス (2017)
ノリス (2022)
《ファステストラップレコードタイム》
1分26秒103(一周5.281km)
ファステストラップはポールシッター、優勝者の 3人に加えてバリエーションに富んでいます。10年以上前にあたるフェラーリ時代のアロンソに復調を予感させたマクラーレンのノリスが加わり、今回「現役」から外してしまいましたが、2014年のレッドブル時代と2020年のルノー時代のリカルドも2回獲得経験がありました。いずれにしてもチャンピオン経験者、優勝を経験する実力者が獲得しています。
《使用されるタイヤコンパウンド》
赤:ソフト (C5)
黄:ミディアム(C4)
白:ハード (C3)
先日のカタールGP終了時にアルピーヌのオコンは最終戦を前にチームの離脱を発表(来シーズンから所属するハースへの早期加入が名目)し、代わって来シーズンからF1デビューを果たすオーストラリア人ジャック・ドゥーハンが早期起用となりました。
今シーズンの開幕当初は移籍が無いという珍しいスタートを切りましたが、中盤に離脱や代走など、スポットが多いシーズンになりました(ベアマンにおいては「異なるチームでスポット参戦」となる珍しい形も)
2024年最後の予選順位予想をしてみたいと思います。
《アブダビGPの個人的予選予想》
〜Q3〜
P.P. ノリス (マクラーレン)
2.ピアストリ (マクラーレン)
3.ルクレール (フェラーリ)
4.サインツ (フェラーリ)
5.フェルスタッペン(レッドブル)
6.ラッセル (メルセデス)
7.ハミルトン (メルセデス)
8.ヒュルケンベルグ(ハース)
9.アルボン (ウィリアムズ)
10.マグヌッセン (ハース)
〜Q2〜
11.ガスリー (アルピーヌ)
12.アロンソ (アストンマーティン)
13.角田裕毅 (レーシングブルズ)
14.ローソン (レーシングブルズ)
15.ペレス (レッドブル)
〜Q1〜
16.ストロール (アストンマーティン)
17.ボッタス (キックザウバー)
18.周冠宇 (キックザウバー)
19.ドゥーハン (アルピーヌ)
20.コラピント (ウィリアムズ)
コンストラクターズ争いの真っ只中にいるマクラーレンとフェラーリが激しい争奪戦を行いそう(でないと盛り上がりません)何となくですが、マクラーレンのノリスがアタマを獲る気がします。最近はフェラーリも調子がいいのでどちらが来てもおかしくはない。やることを済ませたフェルスタッペンは一歩離れた場所から冷静にレースを俯瞰しているか(いや、空気読まず勝ちに来るかな)上位ではハースが良さげですね。ココもコンストラクターズ争いにおいてキーマン。
レーシングブルズの角田もQ3進出の可能性を大いに秘めています。先程のハース勢をはじめ、アストンマーティンのアロンソ、ウィリアムズのアルボン、アルピーヌのガスリー、そして油断禁物なチームメイトのローソンとのタイムバトルに注目です。