散髪談義と床屋談義
いよいよ年も押し迫って参りました。
こんなこと言うと家内に怒られる。
「年末、年末って、せかさないで!」
wwwまあ、年末ってのはそんなものです。
気分が違うのです。日本人の心、日本人の遺伝子がそうさせるのでしょう。
なんだか落ち着かない。
色んなこと、今年中に始末を付けておきたいもの、なんてことを思ったりします。
毎年繰り返される「終活」みたいなもんでしょうか。
終活の予行演習としては格好ではないか。断捨離とか。
アタシはそういうのができてない(欝)
考えれば年齢相応の持ち物ってあるのです。
もうスキーなんて行きやしないでしょう。キャンプだって行くかどうか。
なんでそんなもの未だに持ってるのかと自分でも思う時があります。
足ヒレやスキューバ・ジャケットなんてもう要らないはずなんですがw
インライン・スケートをやっと・・・(略)
拍手コメントいただきありがとうございました。
そんな年末のケジメに「散髪する」というのもひとつ。悪くないかも知れません。
サッパリしたヘアスタイルで新しい年を迎えるのも気持ちの良いものです。
ちょっとアタマがスースーするけどw
そんな風に考えると風呂場で素っ裸になって髪を切るのもアタシは我慢できる。
ええ。裸なんです。
だから寒いw
でもなんか決まってこんな時期になっちゃうのです。
風邪をひかないよう心頭滅却するw
だからあんまり髪切りに集中してしまうとヤバいです。
いくら凍えたら目の前に風呂が沸いてるって言っても、ヤバい。
そういう「集中すると服着るのも忘れる」ってことは意外とあることです。
家内の父親がそんな最後でした。
趣味のオブジェ作りになぜか没頭してしまい、夜中、シャツ一枚で熱中してやってしまい風邪、肺炎をこじらせて亡くなったw
亡くなったのは大晦日でした。
ご注意いただきたい。
こんな冬時、何かする時はまずは何か着る、着込むようにするのです。
まあ、風呂で髪切る時は着込むわけにもいきませんw 手短に、踏ん切りをつけてササッと切っています。
時間は限られてると心に決めて、あまりこだわらずに「自己散髪」です。
床屋や美容院をお勧めしないわけではありませんが、やっぱりお高いものです。
自分で髪を切ってる身としてはつくづく感じることです。
ヒトは生涯で床屋にいくら使うか、考えると途方もない気がしてしまう(笑)
アタシが床屋にカネを使ったのはガキの時分のわずかな期間だけでした。
子供料金で確か六百、八百円、そのぐらいだった。もっと幼い時は親に切られてた。
ちょっと色気がつくようになると美容院に行ったものです。カットだけ。
それで千五百円ぐらい、二千円したかどうか、そんな記憶があります。
そのうち美容院代をチョロまかすため自分で切るようになったのです。
そんな頃からずっと行ってないわけです。
しかし普通の方は「床屋通い」をなさいます。
なにしろ放っておけばザンバラ、落ち武者になっちゃうw
床屋という商売はお金に不自由しないでしょう。
「手に職」なんてことを言えば「床屋が一番いい」と昔から言われたものです。
「髪結いの亭主」なんてあこがれとされたものです。垂涎の的でした。
まあ女房が稼いでくれるから呑気に暮らせるというわけなんですがw
そんな今なら看護婦でしょうか? ワクなんて利権を除いても。
看護婦の女房を持つと亭主は楽だ、「若旦那」がやれる、と。
しかしアタシには無理でしょうな。
アタシはあの手の職業の人たちと折り合いがすごく悪い。
人の言うことがきけない人は彼女たちにすごく嫌われます(笑)
病室でプカリンなんかしちゃう人、待たされたからって自分で注射しちゃうような人間ですw
とにかく、散髪するにはコストがかかるというのはあります。
お徳かどうか、どれだけカネの節約になるか。
しかしそれはあくまで脇道のお話、蛇足です。
根本的には「どんな風にアタマをサッパリしたいか」そんなニーズ次第だとアタシは思うのです。
人によっては床屋さんの方がいい場合もあると思うからです。
自己散髪すればキマらない場合もあります。ちょっとトラ刈りになっちゃったなんてよくあることw
ケジメみたいに思えば散髪がいい加減では落ち着かないでしょう。
アタシが手先が器用だなんてことは決してありません。
なにしろ家内からは不器用だとしょっちゅう言われているぐらい。
要は慣れです(笑)
ハサミも床屋用のを手に入れて、ますます慣れに磨きがかかってる昨今(笑)
アタシがどうして自己散髪を好むかと言うと、床屋さんだといい加減に切ってくれないというのがあります。
床屋さんはどうしてもキチッと決めて切られてしまうところがある。
職人に頼むわけですからどうしてもそうなっちゃいます。
職人は仕事が見られます。
「それ、どこでやったの?」なんて聞かれてしまっては困る。
しかしアタシの方としてはいい加減にザックリやって欲しいのです。
アタシのアタマは自然に樹形を整えるタイプですから、ザックリと適当に切ってもらえる方がいいのです。
切ったものが自己回復力で自然に整ってゆくのは楽しいものです。
だからザックリ、いい加減に切ってもらいたい。それで問題ないのです。
ところが床屋さんは商売ですからそれじゃ困る。
だいたいザックリと切って三ヶ月、髪が伸びても別にカッコ悪くならない、そんなことになったらいっこうに客が来てくれないことになるわけです。
だからスタイルを決める、しっかりしたコンセプトでおやりになる。
耳の脇、襟足なんかをきっちり揃えて切ったりします。真っ直ぐ。
しかし先日にお話したように髪の毛は伸び方が違うようです。
平均して伸びてくれないので部分部分の長さが違ってギザギザしてくる。
「そろそろ散髪に行く頃合かな」、そんなことになります。
そういう商売をなさってるので、こちらがいくら頼んでもどうしてもそんな意識が出てしまうのです。
襟足をピッタリ揃えるばかりじゃありません。「透かす」なんてのも透かしバサミでおやりになる。
それはそれでキッチリしています。
わざとザックリ切ったようにするだけだから、どうしても自然じゃないところがあります。
他人に手を入れられた髪の感じ、それがアタシはどうにも溜まりません。
こちらとしては歯痒いのです。ナチュラルじゃない。
キチッとした襟足なんかの殿方を後ろから見かけるとなんかムズ痒いものです。
なんか自然じゃない感じが嫌なのです。
植木をトピアリーなんかにしちゃうような感じですw
アタシはあまり好きじゃない。
自由な感じが欲しい。
やっぱりシャラなんかのように自然の樹形ってあると思うのです。
その木特有の形はその樹木が知っているものだとアタシは思ってる。
いくら床屋が食いっぱぐれのない商売だと言っても途上国での散髪なんて安いものです。
インドなんてコーラ買うぐらいの値段でやってくれる。
アタシも頼みました。安いんだからこれは別問題だ、と。
荒れたガレキの街角、路上の床屋にカットを頼んだことがあります。
「どう切る?」なんてまず聞いてきた。
アタシは「ラフにカットして」とお願いしたものです。
そしたら、これがどうしても通じない。
言葉が通じないんじゃなくて意味が理解できないのです。
「ラフ? ラフって何だ? 切るならスタイルってもんがあるだろう。」って。
そんな感じで禅問答みたいになっちゃった(笑)
すぐにヒマな近所のガキなんかが群がってきて、オトナたちも興味本位に集まってくる。すっかり野次馬に囲まれてしまった。
それでアタシと床屋のやり取りを見て「ラフカット」の意味についてみんなが意見するの。
「ラフってワイルドな感じってことだろ。アクションスターみたいにサ。」
なーんて、口々に勝手なことを言い始める。
「いや、だからぁ。適当に切ったようにすればいいんだって。」
アタシは困った。
「適当に切ったように見える按配」それが通じないのです。
「適当?そんなら散髪なんかいらんだろ? 放っとけばいい。」なーんて(汗)
「もう、いいからちょっとハサミ貸して」、アタシはとうとう最後はハサミを借りて自分で切りましたよ。
大勢が見ている中で床屋のハサミを借りて自分で切った。
いつものように手探りで後ろアタマも切った。
観衆は興味津々、唸ったものですw
「ふーむ、これがザパニーズのヘアスタイルか」なんてw、って、何をアタシはやってんだ(笑)
仕上げに眉毛だのヒゲだの顔のウブ毛なんかをキレイに剃ってもらって終了。
そっちはすごく気持ちよかったw(嬉)
まあそんなアタシですが、自己散髪は珍しいことでもないようです。
阿部寛という役者がいますが、あの人もご自分でカットなさってるとか。
ずっと床屋には行ってないなんて話を聞きました。「結婚できない男」。
やっぱりどっかしら非対称だったりできてないところがあるそうで、ドラマなんかの撮影になるとスタイリストさんに修正してもらうそうですが。
まあ撮影があるんじゃ「樹形を自ずから整える」まで待てないでしょう。
似たようなことをなさる人は結構いると思うのです。
いや、アタシはあんなイケメン高身長ではありませんけど(汗)
ツルツルに剃って坊主にしてる方なら自分でなさるでしょう。
阿部寛も風呂で裸でやるかどうかは知りません。
アタシには「風呂場で真っ裸」というのが散髪のスタイルです。
髪型というのをアタシはあまり気にしたことはありません。
植木の剪定のように長くなったところを切って、切りながらなんとなく整えようと意識してるだけです。流れです。
ただ、今回は顔の横を短めにしようかと考えた。いっそ北のジョンウンみたいに刈り上げちゃおうかとちょっと思ったものです。
あの髪型は世界的に流行してる気がします。
相撲の親方衆なんてみんな最近はあんなアタマにしてる。あの人が流行らせたのか、どうか。
でも考えるとダメなんです。
どうしてもメンテナンスしないといけないはずです。
刈り上げると伸びてきた時にゴマ禿げみたいにマダラになっちゃうでしょう。
床屋が必要になる。頻繁に手を入れないといけないことに気が付いた。
止めておきましたw
政治家なんてのはなぜかよく床屋の話が出ます。
首相になると「どの床屋に行った」なんてことが必ず話題になります。
ありゃなんででしょう。不思議な話。
岸田増税クソメガネが首相時代も安倍さん行き着けの床屋に行ったとか、やはり取り沙汰されてました。
そのうち石破の床屋話も出るんでしょうか。
ありゃどうしようもねえなw 虚勢ばかりで。
別にああの連中はカネがあんだからどの床屋へ行ってもおかしくないんですがね。
国民には増税、自分たちは裏金と脱税でたんまり持ってるw
まさか、「床屋が国家レベルのトップシークレットをこっそり聞いていた」、そんなおとぎ話をマスコミが期待してるわけもないでしょうが。
だいたい「床屋談義」ってそういう意味ってわけではない(汗)
ああ、しかし大昔にはあったかも知れません。
それこそ福田とか大平とか、そんな時代のお話。
そんな時代には永田町の床屋で政治談議を首相が床屋相手にやって、それが洩れ伝わって派閥争いになったとか、そんなのがあった記憶があります。
床屋談義。
今は千円カットとかありますが、昔は殿方は決まった床屋に通ったものです。
定期的に通って髪を都度、髪を揃えました。
殿方がヒゲだけを当ててもらいに床屋に行くなんて、そんな今では贅沢に思えることも庶民にさえ普通のことでした。
「千円カット」なんて新しく聞こえますが日本が貧しくなっただけです。
ともかく通えば馴染みになります。どうしたって床屋と客は顔見知りです。
ハサミを使って切りながら手を動かしながら床屋が客と話をします。
あの政治家はどうだ、あの派閥はどうだ、そんな噂話をしてオダを上げる。
これが床屋談義というものです。
そこでは決して政策の話なんてしません。
なにしろ政策のことなら異論もあります。
人物がどうしたこうした、派閥を出ただのくっついただの、そんなことならカドも立たないというわけです。
そんな話にかまけていると政治の話のつもりがすっかり芸能人の噂程度になってしまい始末が悪い。
「床屋談義してやがる」、なんてのは人を見下した言い方だったのです。
床屋のオヤジ相手に難しい顔して、熱弁ふるってるぜ、と。
それで投票はいつもの地元ってんじゃあな、まるでダラしねえ、というわけ。
アタシは床屋と話をした記憶がありませんが、アタシの父も決まった床屋に通ってて、そこでテレビに出たアタシの噂を聞いたとか。
いや、ガキの時分の話ですw
美容院に行くようになって誰それに似てるとか、尾根遺産からくすぐられたことはあったかな。 あれ。お、惜しかったなあw
最近、つとに話題になってる財務省の犬、「日本のディープステート」とさえ言われる財務省の代弁者のような人物に宮澤洋一という人がいます。
減税に抵抗しまくる国民の敵、傲慢な財務官僚そのものの政治家です。大蔵官僚出身の政治家。
国民民主党との減税の議論で市民を愚弄する邪悪さを露呈し、一躍有名になったとか。アタシも最近になって伝え聞きました。
なにしろ市民の暮らしなど考えず「減税したくない」と言うのです。
いったい何様だ(怒)
「財務省を解体しろ」、って議論が最近はよく言われているようです。
いいことです。
日本が沈みます。滅亡しかねません。
財務省官僚を叩き直さないといけない。
それこそ四十年近い低成長や物価高、低賃金に外国人問題、天下りや汚職、全ての元凶は財務省なのですから。
付け加えれば国税当局も再編すべきです。
何度も言いますが国税は財務省の下部機関なのです。腐り切ってる。
税金に関して我が国では国民の権利がありません。
とんでもない国民主権の侵害です。そんなのが戦後ずっと放置されてきたのです。
裏金自民のように、国税が税金を取ってなければ取るように第三者であっても国税に要求できるようにしないといけません。
ちゃんと公正に税金を取ってるかどうか、それを国民が異議申し立てできないといけないのです。
「徴税権」なんて言って、国税当局が勝手に決める。そんなことを国税に独占させておくのはおかしいのです。
この宮澤洋一という人。
宮澤喜一が伯父さんだとか。
あの大蔵大臣をやった人です。首相もやった。
バブル崩壊で「ハードランディングはシロウトのすること」なんて馬鹿なことを臆面もなく言って日本を衰退させた戦犯です。
知恵も度胸もないくせに偉ぶるのだけは上手だった。
宮澤喜一の死後、彼に何か勲等か勲章か、何かの賞をやろうとしたら親族は辞退したはずです。
日本経済をガタガタにしたシロウト大臣でした。
恥ずかしくて親族は辞退したのかも知れません。
そんな人を伯父さんに持つ人物が、反省もなく性懲りもない。
財務省の愚かな考えに固執してまた日本経済をズタズタにしようというのか。
あの人がどんな床屋に行ってるのか、それこそマスコミは追っかけ回したほうがいいのではないか。
まさか自分で切ってやしないでしょうなwww(怒)
おそまつ