Final Cut Proユーザガイド
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Final Cut ProでXMLを使ってプロジェクトを転送する
Final Cut Proでは、XML(Extensible Markup Language)ファイルの読み込みと書き出しができます。FCPXMLは、XML要素を使用して、Final Cut Proと他社製のアプリケーションおよびツールとの間で交換されるデータを記述するための専用フォーマットです。XMLドキュメント(タグ付きの要素を含む標準ASCIIテキストファイル)を使って、Final Cut ProとFinal Cut Proの書類やファイルが認識されない他社製のアプリケーション、デバイス、メディア資産管理ツールとの間で、ライブラリ、イベント、プロジェクト、およびクリップの詳細を転送できます。
XMLの読み込みおよび書き出しオプションについては、Final Cut Pro XMLのデベロッパ向けマニュアルで詳しく説明しています。詳しくは、Apple Developer Webサイトの「Exchanging Content and Metadata with Final Cut Pro」を参照してください。
Final Cut ProにXMLを読み込む
ほかのアプリケーションでXMLファイルを生成してから、それらをFinal Cut Proに読み込むことができます。XMLファイルを読み込むと、XMLファイルの内容に応じてクリップ、イベント、プロジェクト、およびライブラリが生成されます。
Final Cut Proで、「ファイル」>「読み込む」>「XML」と選択します。
読み込みたいXMLファイルに移動して、「読み込む」をクリックします。
XMLが処理されて、XMLファイルの内容に応じて対応するクリップ、イベント、プロジェクト、およびライブラリが生成されます。
ヒント:XMLファイルをFinderでダブルクリックするか、Final Cut Proアプリケーションのアイコンにドラッグすることで、XMLファイルを読み込むこともできます。
Final Cut ProからXMLを書き出す
イベント、プロジェクト、およびライブラリをXMLファイルとして書き出すことができます。
ライブラリを選択するか、XMLファイルとして書き出したい1つ以上のイベント、プロジェクト、またはクリップを選択します。
タイムラインで現在開いているプロジェクトを書き出すには、タイムラインの中をクリックしてアクティブにします。
「ファイル」>「XMLを書き出す」と選択します。
表示されるウインドウで、「名前」フィールドにXMLファイルの名前を入力します。
Macまたはストレージデバイス上でXMLファイルを保存したいフォルダに移動します。
「メタデータ表示」ポップアップメニューをクリックし、メタデータ表示を選択します。
メタデータ表示を選択することで、XMLファイルに含める情報とその表示形式を決めることができます。詳しくは、Final Cut Proのクリップのメタデータを表示する/変更するおよびFinal Cut Proのメタデータ表示を変更するを参照してください。
書き出すXMLのバージョン(「現在のバージョン」または「前のバージョン」)を選択します。
注記:ほとんどの場合は、現在のバージョンを選択します。以前のバージョンしか認識しないXML処理コードや他社製アプリケーションを使っている場合は、前のバージョンのFinal Cut Pro XMLインターチェンジフォーマットを選択することもできます。
「保存」をクリックします。
Final Cut Pro 10.3以降および互換性のある他社製アプリケーションでは、ライブラリ、イベント、プロジェクト、およびクリップをアプリケーション間でドラッグするだけで増分アップデートできます。たとえば、Final Cut Proからメディア資産管理(MAM)アプリケーションに一連のイベントをドラッグできます。逆にMAMアプリケーションからFinal Cut Proにライブラリをドラッグして、すばやくアップデートすることもできます。互換性のある他社製アプリケーションについて詳しくは、「Final Cut Pro - 関連情報」のWebページを参照してください。
注記:Final Cut Pro 10.6で導入されたオブジェクト・トラッキングとシネマティックモードのビデオの機能を使用するには、Final Cut Pro XMLバージョン1.10以降が必要です。バージョン1.10以降を使用してFCPXMLを書き出すときは、FCPXMLバンドル(ファイル名拡張子.fcpxmld)が使用されます。
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