住吉大社で5年ぶりの横綱土俵入り 1千人の前で照ノ富士が堂々
松沢憲司
大相撲の春場所(10~24日、エディオンアリーナ大阪)を前に、横綱照ノ富士が2日、大阪市住吉区の住吉大社で奉納土俵入りをした。雪がちらつく中、約1千人が見守った。
奉納土俵入りは2013年から行われているが、コロナ禍で20年以降は中止が続いた。21年名古屋場所後に横綱に昇進した照ノ富士にとって、住吉大社では初めての土俵入りとなった。
四股を踏むと観客からは「よいしょー」のかけ声が飛び、退場時には拍手も起きた。2場所連続優勝がかかる照ノ富士は「大阪のみなさんに元気な姿を見せたい」と意気込んだ。