英キャサリン妃、がんを公表 術後の検査で確認、化学療法で治療開始

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ブリュッセル=牛尾梓
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 英国のウィリアム王子の妻キャサリン妃(42)は22日、自身ががんと診断されたと明らかにした。今年1月に腹部手術を受けてから2カ月余り。術後の病理検査で、がんであることが分かったという。現在、予防的な治療として初期の化学療法を受けているという。

 X(旧ツイッター)に投稿された動画でキャサリン妃は、屋外のベンチに腰掛けながら、がんと診断された経緯などを語った。

 「1月にロンドンで腹部手術を受けたが、そのときはがんではないと思われていた」という。英王室は従来、王族の健康状態を積極的には公表してこず、病名は明らかにされなかった。しかし、キャサリン妃は「手術は成功したが、術後の検査でがんがあったことがわかった」と語った。

手術後、健康状態に飛び交う臆測

 診断については「大きなショ…

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この記事を書いた人
牛尾梓
欧州総局|欧州連合(EU)担当
専門・関心分野
国際政治、データジャーナリズム、AI、OSINT
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    小林恭子
    (在英ジャーナリスト)
    2024年3月24日0時50分 投稿
    【視点】

    キャサリン妃ががんであることを公表し、筆者が住む英国のムードは一変しました。 1月に腹部の手術を受けたキャサリン妃は、その後、長い間公には姿を現さなかったので、ソーシャルメディアを中心にいろいろな憶測、噂が飛び交いました。 そこで、英国

    …続きを読む