弘前大で入学式 コロナ5類移行後初 1756人が新たな環境へ
江湖良二
青森県弘前市の弘前大学の入学式が5日、弘前市民会館であり、新入生が新たな一歩を踏み出した。新型コロナが昨年5月に感染症法上の5類に移行されてから、初めての入学式。学部新入学1388人、学部編入学33人、大学院335人が新しい環境に飛び込んだ。
式は3部制で、午前に大学院、午後は人文社会科学、教育、農学生命科学の各学部、続いて医学、理工学部の新入生が集った。
人文社会科学部などの式では、福田真作学長(67)が「知りたい・学びたいという知的好奇心のままに、これまで関心がなかったことにも視野を広げ、勇気をもって一歩踏み出してください」と告辞した。
新入生を代表して、農学生命科学部の小山内琉華さん(18)が「日々の学業や研究を通じて、豊かな学識を身につけ、これからの社会に貢献しうるよう、日々努力することを誓います」と宣誓した。