岸田文雄首相が記者会見し、自民党総裁選に立候補しない考えを表明しました。首相はどう語ったのか。政界の反応は。タイムラインで速報します。

20:30

茂木氏、麻生氏との会食後「（不出馬を）重く受け止めている」

　自民党の茂木敏充幹事長は、麻生太郎副総裁と東京・赤坂のステーキ店で約2時間半、会食をした。茂木氏は会食後、岸田文雄首相が党総裁選への不出馬を表明したことについて「重く受け止めている」と記者団に語った。

　茂木氏は総裁選への立候補に意欲を示しており、麻生氏とは総裁選への対応を協議したとみられる。

19:00

台湾の頼総統「台湾を支持、感謝します」

　台湾の頼清徳（ライチントー）総統は14日、自民党総裁選への不出馬を表明した岸田文雄首相について「台湾を支持し、台湾海峡の平和と安定を重視して下さっていることに感謝します」などとＸ（旧ツイッター）に日本語で投稿した。「岸田首相の指導の下、台日関係は常に深化してきました」ともつづった。

18:21

「中日両国は互いに重要な隣国だ」中国外務省

　中国外務省は14日、岸田文雄首相が自民党総裁選への不出馬を表明したことについて、「日本の内政なので評論しない」と朝日新聞の取材に回答した。一方、「中日両国は互いに重要な隣国だ」とした上で、岸田氏と習近平（シーチンピン）国家主席が昨年11月の会談で重要性を再確認した「戦略的互恵関係」を推し進め、「新時代の要求に合った建設的で安定した中日関係の構築を推進する用意がある」とも答えた。

18:00

自民・麻生副総裁と茂木幹事長が会食、総裁選対応協議か

　自民党の麻生太郎副総裁と茂木敏充幹事長は、東京・赤坂のステーキ店で会食した。岸田文雄首相が9月の党総裁選に立候補しないと表明したことを受け、今後の対応について協議するとみられる。

　茂木氏は総裁選への立候補に意欲を示しており、麻生派を率いる麻生氏の支援に期待を寄せている。一方、麻生氏はこれまで岸田氏の再選に一定の理解を示していたが、首相の不出馬を踏まえて、どう対応するのかが注目される。

17:45

小渕選対委員長「十分に支えられず、申し訳ない」

　自民党の小渕優子選挙対策委員長は、岸田文雄首相が党総裁選に立候補しないと表明したことを受け、「執行部の一人として総裁を十分に支えられず、申し訳ない思いでいる」と述べた。党本部で記者団の取材に答えた。

　小渕氏は各地を訪れるなかで「改革の必要性や自民党に対する厳しい声を聞いてきた」とし、「開かれた形での総裁選、老壮青、女性と多くが手を挙げて、しっかりとした政策論争をする総裁選ができなければ自民党の再生はない。それをやることが私自身に課せられた使命だ」と語った。

17:35

広島・松井市長「『ヒロシマの心』世界へ発信に尽力」

　広島市の松井一実市長は「これまでの功績に深く敬意を表すとともに、今後とも政治的信念を貫かれることを心より期待しています」などとするコメントを発表した。

　岸田政権下の平和行政については「ライフワークである核兵器の廃絶に向けて積極的に取り組まれた」「『ヒロシマの心』を世界に発信するために御尽力いただきました」と評価。主要7カ国首脳会議（G7サミット）の広島での開催などを成果として挙げた。

■ロシア国営通信「岸田氏は急…