旧ジャニーズ、ファンクラブ運営の新会社設立 スマイル社から独立へ

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 故・ジャニー喜多川氏の性加害問題を巡り、「SMILE-UP.(スマイルアップ)」(旧ジャニーズ事務所)は26日、同社のファンクラブ事業を分割し、新たに設立した会社「FAMILY CLUB(ファミリークラブ)」が10月2日から運営を引き継ぐ、とファンクラブ会員向けに発表した。登録情報なども同社が引き継ぎ、「これまでと変わらないサービスを提供していく」としている。

 ファンクラブ「ファミリークラブ」は、入会金1千円、年会費4千円、会員の総数は1千万人ともいわれる。多額な収益が見込まれる運営事業を、スマイル社が継続することへの批判の声が上がっていた。

 スマイル社のこれまでの発表によると、ファンクラブは当初、タレントのマネジメント業務などを引き継いだ「STARTO ENTERTAINMENT(スタートエンターテイメント)」への譲渡を検討した。しかし、起業して間もないスタート社への譲渡は、贈与税の負担などの点から厳しく、一方で同社が新たにファンクラブを立ち上げることも難しいと断念。そこで今夏をめどに分社し、ファンクラブを独立させる方針を示していた。スマイル社は分社当初は新しい運営会社の株主として残るが、段階的に保有割合を減らし、配当などの利益を受け取らないとしている。

           ◇

 スマイルアップ社は26日夜、取材に対して、「分社した初期の段階では株主として残る予定でおりましたが、弊社の資本が入っていないグループ企業への事業分割とすることが可能となったため、分社時点から弊社は株主として一切入らないことになります」などと回答した。

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    松谷創一郎
    (ジャーナリスト)
    2024年8月26日20時28分 投稿
    【視点】

    このニュースは、オフィシャルサイトでは公表されておらず、報道機関への連絡を踏まえて発表されたと考えられます。そのため、おそらく朝日新聞が独自に取材したこの記事では、現時点で他の媒体には見られない独自の情報が含まれています。 そのなかで特に

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