沖縄県知事、ワシントンで会談 米兵の性暴力事件相次ぎ「防止策を」
ワシントン=清宮涼
訪米中の沖縄県の玉城デニー知事は11日、米国務省と国防総省の日本担当者とワシントンで会談した。沖縄で相次いで発覚した米兵による性暴力事件を受け、再発防止や、沖縄県との情報共有を進めるよう要請した。
国務省のスナイダー日本部長や国防総省のパーク日本部長との会談で、玉城氏は、性暴力事件について県への通報体制が「全く機能していなかった」と指摘。「再発防止に向けた実効性、透明性のある取り組み」を求めた。玉城氏は会談後、記者団に「事態の重要性を受け止めてもらえたと思う」と手応えを語った。
沖縄県では6月以降、米軍関…
- 【視点】
「政府がアメリカ側の言うことしか聞かないなら、米軍に直接お願いする」というのが歴代の沖縄県知事のスタンス。沖縄県知事による最初の訪米直訴は今から39年前の1985年、当時の西銘順治知事(保守)による国防長官らとの面会でした。その後、知事だけ
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