維新代表選の争点に「身を切る改革」見直し 「脱大阪」掲げる候補も
2年ぶりとなる日本維新の会の代表選(12月1日投開票)が17日に告示され、過去最多の4人が立候補した。選挙戦は、知名度の高い共同代表の吉村洋文大阪府知事(49)に国会議員3人が挑む構図。低迷する党勢をどう立て直すかが焦点となる。
代表選には吉村氏のほか、金村龍那衆院議員(45)=比例南関東=、空本誠喜衆院議員(60)=広島4区=、松沢成文参院議員(66)=神奈川選挙区=が立候補。党所属の議員ら約850人と一般党員約2万5千人が1票ずつ投じ、12月1日の臨時党大会で新代表が選出される。
代表選は、6議席を失った衆院選の結果を受け、馬場伸幸代表の責任を問う形で実施が決まった。告示後の共同会見では、4人全員が衰勢への危機感を口にした。
ただ、党の立て直しをめぐっては方向性が分かれた。維新が結党時から掲げてきた「身を切る改革」も争点になった。
吉村知事「身を切る改革ができないなら…」
創設者の橋下徹氏らと近い吉…