兵庫県知事選で再選の斎藤氏、初登庁 職員からは期待や戸惑いの声
兵庫県知事選で再選を果たした斎藤元彦氏が19日、当選証書を受け取り、約1カ月半ぶりに知事に就任した。
午前10時すぎ、県庁の玄関前に斎藤氏が姿を現すと、スマホを手にした支援者ら約50人が拍手で出迎え、「おかえりー」と声をかけた。斎藤氏は一人ずつ握手をして、深々とお辞儀をすると庁内へ入った。その後、当選証書を受け取った。
午前11時からは、県職員や県民ら数百人が集まる県庁前の芝生広場で就任式が開かれた。斎藤氏は職員から花束を受け取ると、「職員の皆さんには大変なご迷惑をおかけした。これからは謙虚な気持ちでもう一度頑張っていくので、お力添えやご指導をいただきたい」とあいさつした。
斎藤氏は、内部告発文書問題…
- 【視点】
「これからは謙虚な気持ちでもう一度頑張っていく」と決意を示す斎藤知事に、すぐに取り組んでほしいことがあります。県庁職員らのメンタル面のケアです。 記事にあるように、職員アンケートでは回答者の約42%が伝聞も含めて知事のパワハラを把握していた
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- #兵庫・内部告発問題
兵庫県知事選2024
兵庫県議会で不信任決議が可決され、斎藤元彦知事の失職したことに伴う兵庫県知事選(2024年11月17日投開票)。再選した斎藤知事側から選挙運動の対価として報酬を受け取った疑いがあるとして、神戸地検と兵庫県警が、関係先の捜索に入りました。最新のニュースや解説をお届けします。[もっと見る]